女武将とクラスメイトの休み時間【新・信長公記】【短編集】

豊臣同盟と真夏 ページ15

吉岡視点

豊臣「今年ホンマ暑いわァー…」

前田「蝉がうるせぇ…」

毛利「地球温暖化が酷くなっているんだな…」

伊達「…お前らぐうたらし過ぎじゃないか？」

『うちんち』

あ、はいAです(？)

あの訪問(13.14ページ参照)以来豊臣同盟がよく入り浸るようになった我が家。

巫山戯んなよ。

豊臣「Aちゃんちってアイスないんー…？」

『たまにしか買わんし、おおかた箱じゃねえで単体じ買うもん
(たまにしか買わないし、大体箱じゃなくて単体で買うもん)』

前田「気遣い出来てねぇなぁ…」

うるせぇ黙れ派手野郎()

『そもそもクーラー付けりゃあいいちゃ
(そもそもクーラー付ければいいじゃん)』

毛利「もう付けとる」

『あ、そう』

あの今更だけどどういう事状況なのかって言うと、リビングのソファで溶けてる豊臣、前田、毛利の3人。

そしてそれを遠目から見てるうちと伊達って感じ。

溶け具合やばいよ？

アイス溶けてるみたいになってる(？)

『うちの部屋…』

あって思って自室の扉を開ければブワッと涼しい風が出てきた。

豊臣「うわAちゃんの部屋めっちゃ涼しいやん！」

『電気代勿体ないからつけっぱ』

前田「俺こっち行く！！」

『は！？』

ぞろぞろと涼しいうちの自室へ入っていく。

女子の部屋に躊躇なくはいるとかまじで暑さで頭やられてんじゃねぇの？

豊臣「おぉ！やっぱAちゃんも女子やね！ぬいぐるみいっぱい置いてあるわ！」

『黙れ豊臣』

しかも謎に元気になって色々見て回ってる。

『こいつら…』

伊達「A、何か涼しめるものでも作るか？」

『え？あ、うーん…』

涼しめるものかぁ…。

毛利「なんじゃ作ってくれるのか？」

『いや決まってn((豊臣「Aちゃんの手料理食べれるん！？」おいだかr((前田「俺冷やし中華食べてぇ！」話聞け！！！』

勝手に全部決めやがって…。

うちに主導権ないのか？？

材料はあったから伊達の力借りて作った。

『あーめんどくせぇ』

伊達「私は感謝している」

あ、成程普段は伊達さんが彼奴らを纏めてるのね可哀想に。

だったら仕事しろよ、うち1人で出来ると思うな()

テキパキてを進めて4人分の冷やし中華を作り、自室まで持っていく。

『…しんけんわがどお何しよん
(…マジでお前ら何してる)』

部屋に入れば何故かクローゼット漁ってる豊臣と前田。

1発殴って皆で冷やし中華食べた。





豊臣「痛い…」

前田「くそ…」

毛利「自業自得じゃ」

伊達「…美味い」

〜終〜

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