gtmn ページ42
歳の差というのは酷だ
本当に愛されているのか
不安になる
その分、相手を欲したいのに
それすらも
求めていいものか悩んでしまう
「ガッチさぁーん！」
ガッチマン「うんー？」
叫びながら寄ってきたAに
俺はパソコンでの作業を止めて振り返る
「今日初めて職場に後輩が来たんだけどね！
その子酷いの！」
そうやって喋り続ける彼女は
一回りも年下な俺の恋人だ
「ってことでさ！酷いと思わない？」
こうやって気持ちを共有したがるのが
女の子なんだろうと俺は理解している
ガッチマン「そうだなぁ、
俺の時代にはそんなやついなかったしなぁ」
「そうだよね！
全く、最近の若い子はぁ」
ぷりぷりと怒っているが
俺からしたら、いや世の中的にも
Aは十二分に若い子だろう
ただ、そういうとAは更に怒ることを知っている
俺はその言葉を噛み砕いて飲み込んだ
「今は編集中？」
ガッチマン「そー、もう肩凝ってしゃーないよ」
「こわいやつ？」
ガッチマン「うん、怖いやつ」
「昼間っから〜？」
とぶーたれるAに俺は見る？と聞くが
ホラゲ嫌いのAには勿論のこと断られる
スマホをいじり始めたAを覗きこむと
ガッチマン「なんだっけ……てぃっくとっく？」
「TikTokね」
俺のあやふやな平仮名表記の言葉は
Aによって言い換えかれる
Aの好きなアイドルがやってるそうだが
おじさんの俺にはよく分からない
"若い子は"そういう人達が好きなんだろう
あまりそんなことを言っても仕方ないし
俺はまた作業に戻る
わからない
不安になる
Aはなぜ俺と付き合っているのか
俺が若い子を好きなのは分かる
でも若い子が
俺みたいなおじさんを好きになるんだろうか
さっきの様な格好いい男の子だって
彼女の周りにはいるはずで
『大人の余裕』というものを
唯一、俺は必死に保っている
それでも構わずAは
「この人かっこよくない？」と言って
先程のアプリの１人を見せてくる
ガッチマン「えー？あー、そうだねぇ」
顔の区別がつかないと言ったところ
みっちり教え込まれたグループ…
の１人だった気がする
しかし
俺の返事はAが望んだものではなかったらしい
彼女は黙りこんでしまった
頭にクエスチョンマークを浮かべていると
Aは口を開いた
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美寿(プロフ) - 違和感があるのは多分flknじゃなくてfrknだからかと、、 (2021年3月5日 19時) (
レス) id: 1c7691558e (このIDを非表示/違反報告)
渡下(プロフ) - ゆーれんかさん» コメント&リクエストありがとうございます〜嬉しいです！towacoさん頑張って書かせて頂きます！！ (2020年6月3日 11時) (レス) id: 497e2bb074 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーれんか(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。もしよろしければリクエストで泣き虫な彼女とtowacoさんのお話お願いします。時間がある時で全然大丈夫です！ (2020年6月2日 12時) (レス) id: a0de8d250a (このIDを非表示/違反報告)
b(プロフ) - 渡下さん» リクエスト叶えて下さりありがとうございます(≧∇≦)2人の雰囲気、とっても良かったです。これからも頑張っ下さい！ (2020年5月27日 20時) (レス) id: aa27f5f7cf (このIDを非表示/違反報告)
渡下(プロフ) - bさん» コメントありがとうございます！気に入って頂けて嬉しいです！煙草の課長ですね、精一杯頑張らせていただきます〜！ (2020年5月25日 19時) (レス) id: c1d06e18ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡下 | 作成日時：2020年5月3日 22時
