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完全に怒っている
昔っから強情なやつで
やると決めたからには途中やめたりしない
だからだ、
いいように使われてるだけやないか
湯毛「A」
「……なに」
彼女はこちらに目も合わせやしない
湯毛「A、俺と結婚せぇへん？」
「はっ？！」
Aはやっと顔をあげ、その目を見開いた
「へっ？！いや、何いっとるん？
突然変な冗談はやめーや！」
ふいに出たAの関西弁に
少し笑いそうになる
湯毛「俺のところに永久就職したら
朝昼晩、うまい飯付きやぞ」
「いや、それはそうやろーけど
そこじゃないやん！」
湯毛「……俺は好きやで、Aんこと」
ピタリと動きを止めたAは少ししてから
ガタガタっと言わせがら大きく後退りをした
「…っえ？それほんま？」
湯毛「おう、」
「は？うん？」と
まだ状況を把握していないらしいA
湯毛「気づいとらんかったん？」
「ご、ごめん…」
湯毛「ま、ええわ
よう考えといてな」
俺はAの母親から受け取ったお土産を置いて
出ていくことにした
「…あっ！ちょっと待って！！」
彼女がまた大きな声をあげた
「あの、…是非お願いします」
湯毛「は？」
「結婚！…を前提にお付き合い」
Aは早口でつぶやいた
湯毛「…ほんま？」
「うん、ほんま」
彼女は確かに真面目な顔をしていた
湯毛「でもAって俺んこと好きなん？」
「正直、わかん、ない。一緒にいる時間が長すぎて
でも私のこと誰よりも理解してくれてるんは
やっぱり湯毛なんよ」
湯毛「…そりゃ確かにそうかもな
大丈夫や、俺が惚れさしてやるから」
「お、おう！受けてたつわ！」
「なんやそれ」と俺達は笑った
付き合うとはいっても俺達の関係に
大きな違いはないのかもしれない
それでもこの関係性に名前がついただけで
俺は嬉しかった
「あっ、でも仕事はやめないから」
湯毛「なんでやねん、それや意味ないやろ」
「湯毛がご飯作ってくれるんだし
倒れたって湯毛がどうにかしてくれるでしょ？」
いいように使われてんのは
俺の方かも知れんな
俺は呆れてため息も出なかった
____________
長い…！上によくわからん！
ゆげぽうちにご飯作りに来てくれ！(錯乱)
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美寿(プロフ) - 違和感があるのは多分flknじゃなくてfrknだからかと、、 (2021年3月5日 19時) (
レス) id: 1c7691558e (このIDを非表示/違反報告)
渡下(プロフ) - ゆーれんかさん» コメント&リクエストありがとうございます〜嬉しいです！towacoさん頑張って書かせて頂きます！！ (2020年6月3日 11時) (レス) id: 497e2bb074 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーれんか(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。もしよろしければリクエストで泣き虫な彼女とtowacoさんのお話お願いします。時間がある時で全然大丈夫です！ (2020年6月2日 12時) (レス) id: a0de8d250a (このIDを非表示/違反報告)
b(プロフ) - 渡下さん» リクエスト叶えて下さりありがとうございます(≧∇≦)2人の雰囲気、とっても良かったです。これからも頑張っ下さい！ (2020年5月27日 20時) (レス) id: aa27f5f7cf (このIDを非表示/違反報告)
渡下(プロフ) - bさん» コメントありがとうございます！気に入って頂けて嬉しいです！煙草の課長ですね、精一杯頑張らせていただきます〜！ (2020年5月25日 19時) (レス) id: c1d06e18ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡下 | 作成日時：2020年5月3日 22時
