Sadist201 ページ30
貴方SIDE
「ねぇ。もう一箇所寄ってもいい?」
勝利にそう言われて連れてこられたのは小さな公園
「公園で何するの?」
「とりあえず休憩するか」
勝利は1人でブランコを漕ぎ始めた
「えいっ」
「えっ⁉」
私が勝利の漕いでるブランコを思いっきり押すと勝利はらしくない声を出した
「急に押すなよ」
「だって押したかったんだもん」
「じゃあ今度お前な?はい乗って」
嘘でしょ
勝利が押すとか…もう地獄にしか思えない
そう思いつつも面倒ごとを避けて私はブランコに乗る
「乗った?じゃあ押すよ」
グンっ
急にさっきまで止まっていたブランコが勢いよく動き出した
「わっ!急すぎ!」
「そんなこと言ってたら落ちるぞ」
それは怖い
そう思って私はブランコの鎖を精一杯握る
「じゃあそのままね」
「ん…?って…え⁉」
普通にブランコを漕いでいたら突然勝利が私のブランコに飛び乗ってきた
「ん…気持ちいい」
「勝利子供みたい」
あ…やっちゃった
調子のって爆弾を投下してしまった
「ちょっとA降りて」
「え…なんで」
その勝利はどこか小さく見える
「いいから」
「あ…うん」
ブランコに急ブレーキをかけて降りる
「こっちきて」
「なんなの」
私たちはベンチの前で向かい合わせになる
「俺。Aに話すことがあるんだ」
「うん…何?」
「…」
しばらく沈黙が続く
それを破ったのは勝利だった
「あのさ…
俺…別れたいんだ」
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makoto(プロフ) - これからどうなるのかすごく気になります!更新頑張ってください。楽しみにしています! (2017年3月27日 21時) (レス) id: fb62170fa4 (このIDを非表示/違反報告)
POP - 続きみたいです お願いします本当にお願いしますこれが一番面白いです これを読んでいるなら更新お願いします本当に面白いので皆さんも思っていますよ (2017年2月28日 19時) (レス) id: 7f4f00e8d5 (このIDを非表示/違反報告)
流望♪ - ソワソワしますね。続きがめっちゃ気になります! (2017年1月11日 22時) (レス) id: 05d3e05685 (このIDを非表示/違反報告)
みるもえ(プロフ) - 続きみたいです! (2017年1月2日 8時) (レス) id: 251aa1a78e (このIDを非表示/違反報告)
はーな(プロフ) - 見たいです!! (2017年1月2日 1時) (レス) id: 8c2fb0051a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yumiri | 作成日時:2016年11月1日 6時