意地悪してくる勝利の彼女の私5

Sadist193 ページ21

貴方SIDE


「嫉妬…だよ」


そう言われて私は信じられなかった


だって、勝利はいつも自信家で嫉妬する前に独占欲が沸くような人だ



「しっと…？」


「うるさい」


勝利の顔をみると勝利は真っ赤でなんか可愛かった


「また声に出てる。俺のこと可愛いっていうな」

「だって可愛いんだもん」


いつもいじめられてるせいで、たまに可愛くなる勝利はいじめたくなる



「かわi…んっ」


私ぼ言葉を遮ったのは勝利の唇


「あっ…ね…ぇ…しょ…り」


勝利のキスはどんどん深くなって行き、私を勝利の海に溺れさせる



「ふぅ…」


一息つきながら勝利は私から離れた


「っ…」

「ど…した…の？」


唇を離してから勝利が急に黙った


何があったのかと思ったから勝利を覗き込むいきなり抱きしめられた


「きゃっ…な…に？」


まだ整わない息のまま勝利に話しかける


「可愛すぎんのはAの方だから。その顔絶対他のやつには見せないでよ？」





「う…ん」



勝利の抱きしめてくる力が強くって離れようと思っても離れられない



「はぁ…」

「どうした…の？」




急にため息をついたから勝利が心配になる





「ん？

















Aが可愛すぎてつらい」



そんなことをいうから私の顔に熱が集まる


勝利が一回体を離して私の顔をみてからいう



「顔赤いよ？かわいい」



その後勝利は私の耳元で囁いた







「真っ赤なその顔も、小さな体も、Aの心も全部俺のものだから











もっと俺に溺れて？」

Sadist194→←Sadist192

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す