意地悪してくる勝利の彼女の私5

Sadist173 ページ1

貴方SIDE




ピンポーン


その音で私の毎日は始まる


「今日早くない⁉」


そう言いながらもちょっと嬉しかったり


「はーい。おはよ」


もう自然にドアを開けて勝利が入るようになった


でも昨日までとは違う

いつもよりくすぐったい気持ち



「おはよう彼女さん」

「おはよう彼氏さん」


そう。今日から私たちは恋人になったのだ


でも現実はこんなに甘いものじゃない


「俺のことはご主人様…でしょ？」

「まだそれやるの⁉」

「Aだっていじめられるの好きなくせに」



このドSな勝利は恋人になったってドSなままだ


「おい」

「なn…⁉」



そう言って私はグイッと腕を引っ張られてそのまま勝利にキスされた



「は…ぁな…して？」

「やだ。ご主人様に反抗する悪いAちゃんにはもっと長くしてあげる」



そう言って勝利は離してくれない


さすがに死にそうになって必死になってそれを訴えると離してくれた



「Aその顔…やばいよ？」


自分で顔は見えないからよくわからない


「はぁ…どんな…ぁ感じ？…はぁ」


まだ息が整わず肩で息をしながら聞く


「んーとね」


そう言って勝利は私の顔を自分の胸に埋めさせた



「俺以外誰にも見せてほしくない顔















みんな俺のAが好きになっちゃうから」



そう耳元で囁かれ私の鼓動は速くなる

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