Sadist60 ページ12
貴方SIDE
「ちょっ…なに⁉」
私は腕を引かれて、気づけば教室のドアの前
「Aは黙ってればいいよ」
意味わかんないんですけど…
「じゃあ、行くよ」
勝利はそう言って教室のドアを開けた
「なんで、あんなやつが勝利君と⁉」
「汚い手よく使うよねー」
「勝利しかわいそう」
そんな散々なことを言われる
ザワつく中、勝利は教卓のとこに立って言った
「ちょっと、聞いてくれる？」
そう言ってもみんなは黙らない
その瞬間
バンっ！！
勝利が教卓を叩いた
「こっち黙って注目！」
そういうとみんなの視線が集まる
「勝利⁉」
私がそういうと勝利は私の耳に向かって囁いた
「さっき黙ってろって言ったよね？」
耳元で言われたから顔が赤くなる
そんな私とは打って変わって勝利はふぅっと一息ついて言った
「最近、Aがひどい噂立ってんの知ってるよね？
アレ全部ガセだから」
勝利がそう言うとまたザワザワしだす
「どうしてそんなこと言えるのよ！」
「どうしてかって？だって、Aは俺の彼女だから」
そう言って勝利はグッと顔を私に近づける
そして、気づかないうちに唇を重ねられる
不意打ちすぎてまた意味がわからなくなる
ていうか、みんな見てるしっ
「こういう事だから、Aの悪口言ったら俺が許さないよ」
あちこちで悲鳴が聞こえる
「Aほら」
固まってる私に手を差し伸べられる
目からは取らなきゃ許さないっていうメッセージが見える
「う、うん」
ぎこちなくその手を取った
「勝利君騙されちゃダメ！」
そう言う声が上がると勝利はスタスタとそっちの方向へ歩いて行った
「俺がさっき言った事聞いてた？」
すごい威圧感のある表情で言うとその子は止まった
「あ。それと」
と言って勝利は付け足しを始めた
「俺の事、下の名前で呼んでいいのはAだけだから。
もちろん、Aの名前を呼んでいいのも俺だけだから」
彼はそう告げて席に座った
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yuumis1743(プロフ) - ドS勝利くんキュン死してしまう…こんな人生送りたかったほんとに、大好きすぎる愛してるこんな彼氏欲しい〜〜 (2019年7月21日 20時) (
レス) id: b454d4b42b (このIDを非表示/違反報告)
佐藤ひまり - 勝利くん大好き！！ (2019年6月5日 0時) (レス) id: 82a3dc44be (このIDを非表示/違反報告)
Mちゃん - 勝利くんちょーカッコいい！！大好き！ (2017年8月7日 10時) (レス) id: e3b44cf0ed (このIDを非表示/違反報告)
みしょり - 勝利マジカッコイイ (2017年6月24日 13時) (レス) id: 298e051ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 勝利君かっこいいです！ 勝利君みたいな彼氏憧れます！ (2017年3月2日 21時) (レス) id: 34705315bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yumiri
| 作成日時：2016年6月30日 16時
