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sh side

さっきのことがあったので警戒しながらではあるがnakamuに箱を渡す

nk「...え!うっわ懐かし!」

sh「その箱何なんだ?」

nk「え〜そっかぁ...シャークんは覚えてないのか...」

思い出せない...どこかで見た気はするのだが...

nk「小一の時の誕生日にシャークんにあげた奴だよ」

sh「ん〜?.........あっ!それか!」

思い出した

小一の時の誕生日にnakamuが俺にくれた、所謂「秘密箱」という奴だ
からくりが沢山仕掛けてあり、それを解くと蓋が開く仕組みになっている

sh「でも手順忘れたから開けれないな...」

nk「俺、何回も開けてたから多分体が覚えてると思う」

sh「マジ?ちょっと開けてみて」

nk「えっと...まずここでしょ...で、ここをこうして...そしたらここが動かせて...」

慣れた様にスラスラと動かしている

nk「後はこれを繰り返せば............お!開いた!」

カタンッ

蓋が滑り落ち、中身が見える

水色と緑色が混ざり合った色合いをしたペンダントが二つ

同じ色でお揃いの様に見えるが、結構違う

カッコよく勇気付けられる様にキラキラと輝いている物と
可愛らしく心が温まる様に優しく淡い光を放っている物

「「綺麗...」」

声が重なる

お互い目を合わせて少し笑って

nk「凄い綺麗だね...」

そう言ってベットに箱を置く
二つのペンダントを手に取り、見比べる様に眺めている

nk「シャークん、こっち来て」

さっきのふざけてた時とはどこか違う気がして、言われた通り近づく

nk「ちょっとだけ目瞑って」

sh「ん...」

首に冷たいものが当たる感覚がする

nk「ほら見て」

目の前にはペンダントをつけて微笑むnakamu

自分の首元に触れるとチャリと音がなる

sh「なんか...プレゼントもらった時もこんな事してた気がする...」

と...懐かしんでいると

nk「そうだ!じゃあこれ付けて出かけようよ!」

sh「...」

nk「...え?どうしたの黙って...?行こうよ、ね?」

sh「...掃除の事完全に忘れてた」

nk「あ」

暫く沈黙が続く

sh「よし、掃除しないとな...」

nk「やだぁ!出かけたい!掃除なんて楽しく無いじゃん!」

sh「ほらやるぞ〜」

nk「いやぁぁ!!!」

めちゃくちゃ大声で叫ぶnakamu

sh「うるさい!...終わったら一緒にお菓子でも買って食べよ...?」

nk「うぅ...分かったぁ...」

なんとか納得してくれたみたいだ

その後、爆速で掃除を終わらせたnakamuが笑顔でスイーツを頬張る姿を眺めている俺であった

knbr 洗濯→←nksh 掃除



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作品ジャンル:恋愛
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リツ(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/syobo1/ ここからなら新しい作品飛べます! (2022年7月15日 16時) (レス) id: 7c84941e83 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`)(プロフ) - リツさん» オオ...!初めてのコメだ...!好きと言ってもらえるのは嬉しいですね〜wwありがとうございます! (2022年4月16日 14時) (レス) id: 6ccd601712 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 好きです...CP分けとか解釈一致すぎて解釈一致です...(?) (2022年4月16日 14時) (レス) id: 7c84941e83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(´・ω・`) | 作成日時:2022年3月31日 6時

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