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潤「ごめんなさい･･･」
智「ぶじでよかった」
安心させるように抱きしめてくれる智くんに対し
和「･･････」
和くんは一言も喋らない
それが潤くんにとっては怖くて
潤「かずにぃ？」
呼びかける声も小さくなった
潤「ごめ、んなさ･･･」
嫌われたんじゃないか
自分が一人で抜け出した事を怒って
もう一生口を聞いてくれないんじゃないか
潤「かず、にぃ」
収まった涙がまた溢れそうになった時
和「ばか！」
滅多に大きな声を出さない和くんにビクッと震えた
和「じゅんくんのばか！」
ばかとか言いながら苦しいぐらいに抱きしめてくる
自分とそれほど背丈は変わらないのに
すごく大人の様に感じた
和「こんどかずにないしょしたらきらい！」
潤「え！？やだ！」
和「ないしょなしよ！」
潤「うん！」
隙間がないほど密着してる二人を
頭一つ分大きい智くんが優しく撫でた
智「なかなおりしたか？」
和潤「した！」
智「んふふ そっか」
『お待たせ〜』
丁度その時Aが店内に入って来た
走り寄る双子に対して
智「あのひとどーしたの？」
『ん？ちゃんとごめんなさいって言ってたよ』
意味深に笑うAに
智くんは子供ながらにこれ以上聞かなくていいと判断し
智「そっかぁ」
笑い返した
『潤くんもう勝手に一人で出歩いちゃダメだよ』
潤「しない！じゅんいかない！」
その言葉に満足げに笑って
『さて、お家に帰ろっか』
もしかしたら起きてるかもしれない
翔くんと雅紀くんの元へと急いだ
・
ちなみにAのもしもの予感が当たり
泣いてしまった二人を慰めてたら
『うわ･･･日が登ってる･･･』
そのまま朝まで寝れなかったのは余談である
そして双子は家に着くと
直ぐにベッドに入りピッタリくっついて眠っていたのも
智「よだんだよ(はぁと」
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狐リス(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえて嬉しいです！ (2019年8月27日 22時) (
レス) id: 7e082dae0d (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 小説面白かったです！更新頑張ってください 応援してます！ (2019年8月22日 0時) (レス) id: 392631f079 (このIDを非表示/違反報告)
狐リス(プロフ) - モフ子さん» ありがとうございます！そう言っていただけると励みになります！ (2019年8月16日 16時) (レス) id: 55e359673a (このIDを非表示/違反報告)
モフ子 - とっても面白いです！更新頑張ってください (2019年8月12日 4時) (レス) id: 7d376a875d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐リス | 作成日時：2019年4月21日 0時
