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「翔くん？翔くん私にもたれかかったまま寝ないでよ」
「ねなー･･･い」
もう既に重さが来てるんだけどなぁ
「ほら翔くんしっかり立ってベットまで行こう」
「ん･･･Aちゃんも寝る？」
「あー･･･寝るよ」
(続きは翔くんが寝てからでいいか)
「おぉ･･･重い･･･翔くんちゃんと歩いてる？」
「ふにぃ･･･」
ふにぃ？返事になってないよ！
「よっこい･･･せ！」
さすがに重いな 女性の力じゃ苦労するよ
「寝顔は天使のようにかわいいのに」
顔だけ見ると女の子だけど
体を見ると男！って感じがするよね
「昔はおんぶしたりしてたのになぁ」
だんだんと私の背を抜かしやがって
今では少し見上げないと顔が見れないじゃないか
童顔のくせに！･･･それは関係ないか
スヤスヤと眠ってる翔くんの頬をつついたり
かるく摘んだりして遊んでみる←
「ん･･･」
しまった目がうっすらあいてしまった！
「わっ」
伸びてきた翔くんの腕に捕まり
布団の中へ引きずり込まれる
そして私の胸に顔をうずめた･･･ん？うずめた？
「翔くんどこに顔をうずめてるのかな？」
ペシとかるく叩くとピクッと動いた
「離れなさい」
「にゃーにゃ」
「･･･翔ニャン離れなさい」
「いにゃあ」
いにゃあ･･･いや･･･嫌だと？
「嫌ではありませんそのお顔を上げなさい」
頭をグッともって離すとにゃあ･･･と
名残惜しそうな声を出した
「あぁ･･･じゃないから」
「･･･」
「ほっぺを膨らませてもダメだから」
しばらく見つめ合っていると
翔くんがまたギュッとくっついてきた
今度は私が翔くんの胸に収まっている
背中の手がスっと私の頬にそえられると
「っ！」
「にゃ〜」
そう言って目を閉じた そしてすぐに聞こえた寝息
のび太くんか！といつもなら突っ込めるけど
今はそんな余裕はない
だって
「き、キス･･･された」
鼻の上だけどそれでも経験のない私にとって
頭の中がパニックになるには十分だった
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ゆかり - しようちやん愛してる (2018年11月19日 23時) (
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作者名：狐リス | 作成日時：2018年11月19日 17時
