トップアイドルは幼馴染～2～ (ページ4)

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俺が楽屋に来てまず思った事それは

「なんかこの部屋暗くない？」

いや電気がどうとかいう話じゃなくて雰囲気の話だ

「やっぱりJもそう思います？

あの人さっきからずっとあんな感じなんですよ」

ニノがゲームからチラッと視線を向けた先にいる人は

「僕ってなんなの？え、犬？あれ人間なのかな」

ブツブツと新聞を読みながら(いやあれは頭に入ってない)

おかしな事を言ってる

「なんであんな事言ってんの翔くん」

「さぁ？でもおはよって背後で言ったら

面白い反応が返ってきますよ」

ニヤッとイタズラをするときのような顔をするニノ

なんだろと思いながらも気になるので

ニノの言う通り背後に回り

「おはよ翔くん」

と言うと

「にゃい！？」

ビックリして新聞を握りしめたてか

「翔くん･･･にゃいって」

まさかそんな言葉が返ってくるとは

ニノも肩を震わせている

「潤やめろよ！ビックリするだろ！？」

恥ずかしいのか顔を赤くして若干キレている

「いやだってニノがさ」

そう言うとバッとニノの方を向いてニノ！と怒ってる

「だって翔さんさっきから意味分かんない事を

ずっと呟いてたんですよ心ここに在らずって感じで

だから現実に引き戻してあげたんですよ」

「え、俺なんか言ってたの？」

「それにめちゃくちゃ暗かったけど自覚なし？」

「･･･ない」

ニノと顔を見合わせて思う事それは

(重症じゃね？)

どこでそうなったかは知らないが

このまま放置するといけない気がする

カメラの前ではちゃんとするだろうけど

「ねぇ翔く「おっはよー！」」

何があったのか聞こうとすると勢いよく開いた扉

相葉さんがミラクルなタイミングで入ってきた

後ろには手を引かれて眠そうに入ってくる大野さん

「あれ？松潤どうしたの？そんな怖い顔しちゃってさー」

「･･･まず聞きたいんだけど

なんで大野さんと手を繋いでんの？」

「あ、これ？これはね俺がそこの廊下を歩いてたら前に

フラフラしながら歩いてるリーダーを見つけたから

これは危ないと思って俺がここまで手を繋いで来たんだ！」

いや相葉さん俺いい事したでしょ？みたいな顔してるけど

大野さん幼稚園児じゃないし俺らの中で1番年上だよ？

てか大野さんもなんで大人しく手を引かれてんだよ！

「相葉ちゃんありがと助かったわ～(´・∀・`)」

「うん！どういたしまして！(*'◇')」

この天然コンビ･･･