トップアイドルは幼馴染～2～ (ページ1)

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「これねお酒のおつまみにいいんだって

だからこれから飲まない？」

「いいね！私も久々に翔くんと飲みたい！飲もう飲もう」

今日二日酔いで苦しんだのにまた飲む自分に呆れるけど

それよりも翔くんと飲む嬉しさが勝って頷いてしまった

「「カンパーイ！」」

「ん！おいしこれ！」

「でしょー？」

何故か翔くんがドヤ顔しながらこっちを見てくる

それだけでもかわいいんだけど

フードも被ってるからかわいさ倍増

あー叫びたいかわいいと叫びたい

そして誰かとこのかわいさについて語り合いたい

「どうしたの？僕を見て怖い顔してなにかついてる？」

「へ？あ、ううん何もついてないよそんな顔してた？」

どうやらジッと見つめていたようで

その顔が怖かったらしい

「なんだか睨まれてるみたいだったの」

少し怯えたように言う翔くんに

「えーそんな事ないよー」

明るく返したが自分では全く自覚がないので

本気でそんな顔してたかもしれない

ヤバい今度から気を付けねば翔くんが怯えちゃう

「怖かったからギュッとして？」

怖がらせた？本人に頼むんですか

「いやぁ私が怖がらせちゃった？から

そんな事申し訳なくて出来ないな」

ちょっと意地悪してみた

「僕は怖いAちゃんじゃなくて

優しいAちゃんに頼んでるもん」

何その返し予想外なんだけど

「えー優しいAちゃんはいないかもしれないよ？」

すると席を立って私の手を握るとソファに移動した

そしてお酒とおつまみを持ってきて隣に座って

そのまま抱きついてきてきた

「ここなら向かい合ってないから

怖いAちゃんは出てこない」

怖い私出した覚えないんだけどな

僕名案でしょ？みたいな顔で見てくるけど･･･

まぁ許すようん許すそのかわいい姿に免じて

「翔くんは賢いね～」

「にゃ！(｀・ω・´)+」

「翔にゃん！」

また自分ムツ〇ロウさんになりそうだ

あれは･･･うん今回は気を付けねば

また私の知らない翔くんが出てくる

「よーしよしよし(笑」

撫でていると私の太ももに頭をのせて膝枕状態に

下から見上げてくる顔が愛くるしい

「翔にゃん前髪かかってるよ」

はらってあげるとクリっとした目がよく見える

「にゃ～？」

グハッ！何その笑顔かわいいよ翔くん！

「ふにゃ」

急に眉をひそめて手を伸ばしてくる

何をするのかと思い見ていると

「え？」

顔に軽く猫パンチ？されました