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ちゃんと冷ましたお粥を口まで持っていくと大きく口を開けて食べた。
そして催促するようにまた大きく口を開けた。
『はいはい』
それを繰り返したら用意していたお粥は完食した。
『食欲あるタイプなんだね』
食べ終わった食器を下げようとしたら今までずっと黙って見ていた智くんが
智「おいしーの？」
お粥を指さして聞いてきた
『うーんこれは味付けしてないからな･･･』
味付けしたらもうちょい美味しいと思う。
智「ふーん･･･」
『智くんも食べてみる？』
智「いーの？」
『まだ残ってるし味付けして食べよっか』
智「やったぁ！」
余程食べてみたかったのか嬉しそう。
翔「しょーも！しょーも！！」
智「しょおくんはたべたじゃん！これおいらの！」
翔「やっ！やぁ！(泣)」
まだ翔くんは食べたいのかずっと智くんのお粥を狙い、智くんは食べられないように必死に守ってる。
熱もあるからあまり泣いちゃうと辛くなるよね･･･
『翔くん私のあげるからおいで』
抱き上げて膝の上に座らせてお口まで持っていくと
翔「ん･･･」
素直にモグモグと食べた。
病人とは思えないほどの食欲。
(この調子なら直ぐに良くなるかな)
そう思っていると
智「ん･･･」
智くんが翔くんに自分の残りのお粥を差し出した。
智「とくべつだかんなしょおくん」
翔「あーと！」
それを翔くんは嬉しそうに食べた。
『じゃあ行こっか』
ご飯を食べ終えて私達は少し離れた所にある病院に向かった。
〔20番の方お入りください〕
看護師さんに呼ばれて中に入り診断しようとすると
翔「ふぇ･･･」
翔くんはもう既に涙目。
〔すぐに終わるからね〜〕
その先生の言葉通りあっという間に終わり。
〔お疲れ様でした。あとはお薬を出しておきますね。この分だとインフルの可能性はないでしょう〕
『そうですかよかった』
ホッと胸をなでおろした。
智「しょおくんよくがんばったな〜」
翔「しょーがんばった！」
涙目だけど本人は物凄いドヤ顔。
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真翔(プロフ) - 櫻さん» コメントありがとうございますお話で笑ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*) (2019年2月24日 23時) (
レス) id: 55e359673a (このIDを非表示/違反報告)
真翔(プロフ) - 表裏さん» お返事遅くなりましたすみませんコメントありがとうございますm(_ _)m (2019年2月24日 23時) (レス) id: 55e359673a (このIDを非表示/違反報告)
櫻 - とっても可愛いお話ですね。時々ある突っ込みも面白いです。連載楽しみにしています。 (2019年2月24日 22時) (レス) id: c2f5e00ef7 (このIDを非表示/違反報告)
表裏(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 56919a78d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐リス | 作成日時：2019年2月4日 0時
