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『いやぁ可愛いかった』


「おかえり〜ちゃんと撮れたよ」


確認するとブレもなくしっかりと撮れていた


『おー！さすが元写真部

このために写真部に入ったもんね(笑)』


［いや違いますから(笑)］




その後も徒競走や他の組の親子競技を見守り


次の競技は


『雅紀くんの玉入れだ』


［カゴ低いね〜］


先生の合図と共に一斉に投げ始める園児達


『やばい雅紀くん可愛い』


［黙ってAの声入るから］


『はい･･･』





『あー惜しい･･･僅差で負けちゃった』


［残念だったね雅紀くんすごい悔しそう］


カゴをキッと睨みつけてる


『カゴはなにも悪くないんだけどなぁ(笑)』




『行ってくる』


また一言だけ行って走って行ったA


［え？あぁ双子の大玉転がしか

でも転がす玉普通のより小さいな〜］




『和くん、潤くん頑張ろうね』


潤「あい！」


潤くんはやる気いっぱいだけど


和「あーい」


和くんはそうでもないみたい(笑)




『おせおせ〜』


潤「おしぇおしぇー！」


始まって一生懸命押している潤くん


和「おしぇ〜」


和くんはやる気なさそうにしながらも


玉が横にずれるとさり気なく真っ直ぐに戻してる


優しい子だな〜





〔ゴール！〕


『あちゃあ二番だったね』


悔しそうに唇を噛み締める潤くんに


和「じゅーがいちばーよ」


頭を撫でてそう言うと


潤「っ！」


涙がこぼれ落ちた潤くん


『来年は一番になろうね』


潤「うん！」






『兄弟って素晴らしいね』


［和くん 潤くんを撫でてたね］


『そうなんだよ〜さっきの感動的な話聞いてくれる？』






『午前のプログラムの最後は年少組の障害物競走だね』


［そろそろ始まるね］


翔くんのクラスの園児達が次々スタートしていく


『あ、次は翔くんの番だ！』


走り出す翔くん


最初の障害物は平均台


［･･･めちゃくちゃゆっくりだね］


『あれぐらいの高さでも怖いのか･･･』


何とか渡り終わって次は網潜り


［早いね］


『だね あ、でも途中で引っかかって靴脱げてる』


［あれ？でも本人そのまま走り出したよ？］


『必死すぎて気づいてないっぽいね(笑)』


そして追い上げて行って


『見事一位でゴール！』


［それはいいけどカッコつかないね］


喜んで飛び跳ねてる翔くんに先生が近づいて靴を指さすと


「え？」みたいな表情で見たあと


「あれ！？」っとビックリした顔になった


『やっと気づいたね(笑)』


［だね(笑)］

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真翔(プロフ) - 櫻さん» コメントありがとうございますお話で笑ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*) (2019年2月24日 23時) (レス) id: 55e359673a (このIDを非表示/違反報告)
 真翔(プロフ) - 表裏さん» お返事遅くなりましたすみませんコメントありがとうございますm(_ _)m (2019年2月24日 23時) (レス) id: 55e359673a (このIDを非表示/違反報告)
 櫻 - とっても可愛いお話ですね。時々ある突っ込みも面白いです。連載楽しみにしています。 (2019年2月24日 22時) (レス) id: c2f5e00ef7 (このIDを非表示/違反報告)
 表裏(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 56919a78d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：狐リス | 作成日時：2019年2月4日 0時

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