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A「いやいやいや(笑) ダメです(笑)」
勝利「体調悪いもん…」
風磨「…尚更 病院行くべきだろ(笑)」
聡「皆で行くから大丈夫だよ」
マリウス「勝利くん、早く行こう！」
勝利「……行かない」
健人「勝利(笑) そんなん言って、ちゃんと昨日の夜から食事も取ってないんでしょ？ せっかく検査に向けて準備したのに行かないの？」
勝利「それは…」
健人の言葉に少しだけ考え込む勝利。
A「パパっと健康診断を終わらせて、一緒に美味しいご飯 食べに行こう？ね？」
勝利「……Aちゃんが そう言うなら、」
風磨「(笑) ほら、早く行かねぇと間に合わなくなんぞ」
A「やばっ！勝利、早く行こう！」
勝利「…………はぁい、」
健人とAの説得？で、渋々 家から出てきた勝利と共に、病院に向かう6人。
病院に着き、中に入ろうとすると…
勝利「……やっぱ、嫌だ」
聡「ここまで来て？！(笑)」
マリウス「勝利くん、大丈夫だよ。すぐ終わるよ？」
勝利「無理。行きたくない」
風磨「ガキじゃねぇんだから(笑)」
健人「勝利、俺らがいるから大丈夫だよ」
勝利「…Aちゃん、ずっと傍にいる？」
A「いるよ？…検査の時は さすがに離れるけど、それ以外は傍にいる」
勝利「…うぅー、」
Aの腕にしがみつく勝利の頭を優しく撫でなると、小さな声で唸る勝利。
A「みんなは先に行ってて？多分、早瀬さんがいるから(笑)」
『分かった』
Aの言葉に病院の中へ入る4人を見届け…
A「勝利？ 何がそんなに嫌なの？」
勝利「…病院が嫌いなだけ。あの雰囲気とか薬品っぽい匂いとか…」
A「まぁ、それは分からなくはない(笑) けど、今日は私も皆も一緒だから…ね？」
勝利「………頑張る」
Aの説得に むくれながらも中に入り、手続きを終えると検査が始まった。
「では、採血するので…3人ずつ並んでください」
勝利「Aちゃん…」
A「はいはい(笑) 健人、マリウスと聡お願いね？風磨、勝利の隣に座ってー(笑)」
採血と聞き、涙目でAの名前を呼ぶ勝利を見て、テキパキと指示をするAに 他のメンバーは笑いながら従った。
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作者名：聖子 | 作成日時：2019年12月17日 12時
