代わりじゃない

お引越し ページ31

主人公side


そして僕は彼らの家へと引っ越すことになったのだが、、、

い「荷物、、それだけですか？」

『え、うん』

マネージャーさんと共に俺の手荷物を持つのを

手伝いに来てくれたアイエンさんだが

残念ながら俺の荷物など、リュック一つと
トートバッグに収まるほどしかない

布団や机は宿舎にあるからすでにゴミへ行ったし

家電製品もすでに宿舎に揃っていていらなくて

持っているのは、日用品と服だけ

『元々ものをあまり買わないから持ってなくて』

i「そうなんだですね、でもほとんど宿舎にあるから
　 逆に捨てるものが少なくて良かったかもですね」

『はい！せっかく手伝いに来てくれたのにごめんなさい』

i「大丈夫ですよ！！』

アイエンさんは本当に優しい子だなぁ

画面の中の彼と今いる彼に違いはほぼない

アイエンくんと話しながら
マネージャーさんの車に揺られ宿舎に向かう

流石に緊張するな


i「あ、そうだ、Aさん、ヒョンって呼んでもいいですか？」

『え！いいの？まだ僕メンバーでもないしアイエンさんに
ヒョンって言ってもらえるような人でもないよ？』

i「そんなことないですよ、、あと、さん呼びも嫌です！！
　 僕にヒョン呼びされるの嫌ですか？」(キュルリンッ)

そんなウルウルな目で言われて否定できるほど

僕は誰に彼らのファンではない

しかもマンネのアイエンさんの可愛いお顔でだ

結論:無理

『こんな僕でよければヒョンって呼んでください』

i「ありがとう！Aヒョン！」

『ぐはっ、、、うぅ、、、(かわいい)』

マンネ恐るべし破壊力だ

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