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続き ページ13
数ヶ月後
「山本〜！こっちこっち」
『あ、須貝さん！』
車の免許を取った俺は山本の送り迎えをするようになった。しかし最近では、送り迎えだけでなく、休みが被る度にこうしてドライブデートに出かけるようになった。今までより行動範囲が広がったおかげで沢山の思い出を作れるようになり、免許を取って正解だったと思う。
「あのさ、あんまり顔見られると恥ずいんだが、」
『いや〜、須貝さんの運転姿かっこいいなと思って！』
「そりゃどうも笑」
『あっ、でも他の人を助手席に乗せたりしないでくださいね、その人が須貝さんのこと好きになっちゃうかもしれないから......』
「大丈夫、心配せんでも助手席は山本専用やから」
『えへへっ、須貝さん大好きです！』
「お前なぁ、、次の信号待ちでキスしてやるからな」
『あっ、須貝さん！次の信号赤です！』
信号待ちで止まった車内には、2人の幸せな空間が漂っていた。
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作者名：嘴広鸛 | 作成日時：2020年3月6日 15時
