今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:11,173 hit
小｜中｜大
第11話 ページ12
ｰ相葉sideｰ
僕が、
学校に着いた時には、
何かが変わってしまっていた。
「…翔ちゃんが、盗み？」
教室に入った瞬間、
クラスメイトに取り囲まれた。
そのうちの一人が…、
「櫻井が盗みをした」と。
正直、開いた口が塞がらなかった。
ありえん。
絶対、ありえん。
「…………嘘だよね」
気づいたら、クラスメイト達を睨みつけてた。
「絶対………嘘だよね！？」
自分でもびっくりするほど大きな声が出た。
追い打ちをかけるように、ぽろりと涙が頬を伝った。
その時、
…ﾔ ﾒ ﾃ ｸ ﾀﾞ ｻ ｲ ｯ ！ ！
翔ちゃんの、そんな声が聞こえた気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻井チコ | 作成日時：2020年2月8日 22時
