赤外線 ページ9
｢...。｣
それからしばらく沈黙が続いたかと思えば
｢..あ、ともう遅いし、帰る？｣
｢あ、はい。｣
｢じゃぁ、送る。｣
真顔で大倉さんに言われて飛び出そうな心臓。
｢いや、でも..｣
｢今日、俺車やしのってき？｣
｢ありがとうございます。でも、1人で大丈夫ですよ？｣
｢あかんって、ちょっとはわかってや。｣
｢え？｣
｢..好きな人なんやで？///｣
｢え///｣
｢心配やし、もっと一緒にいたいやん///｣
顔を真っ赤にして俯いた大倉さんが、かっこよすぎて
こんなんじゃきっと心臓がもたないなって思いながら、大倉さんの車に乗り込んだ。
運転席に乗ってシートベルトをしてる大倉さん。
(かっこいいな..///)
｢ちょ、あんま見んとって///｣
｢あ、すいません///｣
ドキドキの音が聞こえちゃうんじゃないか、って思うほど早くなる鼓動。
大倉さんはいつも通り、話を振ってくれて私は答えるだけだったけど、幸せだなって実感した。
｢..ありがとうございました。｣
｢..おん、｣
大倉さんに1つ深いお辞儀をしたらニコッと大好きな笑顔をくれた。
そして振り返り、歩きだそうとした時、不意に腕を掴まれた。
驚いて振り向くと、心なしか少し照れてるように見えた大倉さん。
｢あ、ごめ///｣
大倉さんは慌てて腕を離すと、鼻をこすりポケットに手を突っ込んで
｢れ、連絡先とか、教えて..くれんかな？｣
｢あ、はい///｣
お互いの携帯を赤外線で結んで、入ってくる大倉忠義の文字。
ニヤけそうな口を必死に抑えた。
｢ありがとう、また連絡するな？｣
｢はいっ。｣
そう言うと今度は車に乗って帰ってしまった。
その日はベッドに入ってはずっと頭が大倉さんでいっぱいだった。
朝起きたら夢でした。ってそんな気がしてなかなか寝れなかった。
結局、寝つけたのは明け方で。
でも寝不足なんてどうでもいいくらい夢じゃないことが嬉しかった。
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りぃ☆(プロフ) - 青椛さん» ありがとうございます！！すごいうれしいです♪これからもキュンキュンしてもらえるようにがんばりますっ( ´ ▽ ` ) (2014年3月5日 23時) (
レス) id: 186a1709f1 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ☆(プロフ) - 信優さん» ありがとうございます(^-^)/ テスト終わったので更新率上げて頑張りたいと思います♪ これからもよろしくおねがいします！ (2014年3月5日 23時) (レス) id: 186a1709f1 (このIDを非表示/違反報告)
青椛 - すっごくイイ小説ですね!!!読んでて、すっごくキュンキュンしました！これからも頑張ってください!!!!!!!応援してます*\(^o^)/* (2014年3月4日 22時) (レス) id: 3ac201b538 (このIDを非表示/違反報告)
信優(プロフ) - はじめまして！小説読ませてもらいました！すごく良くていつも更新待ってます(笑)楽しみしょうがないです(*^^*)頑張ってください(^^) (2014年3月1日 21時) (レス) id: c151b6a917 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ☆(プロフ) - ∞すば∞さん» ほんとですか！？すごい嬉しいです(≧∇≦)ありがとうございます♪ (2014年2月28日 20時) (レス) id: 186a1709f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ☆ | 作者ホームページ：http://tadayoshilove
作成日時：2014年2月23日 23時
