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裏口の扉を開けるといつもとは違う違和感があった




もう、珈琲の香ばしい香りが部屋中に漂っている




珈琲の香りを辿ると見えてきた後ろ姿




「岸さん?」




「お、!廉おはよ!!いつもこの時間に来てるんだな!」





「そうやけど、岸さん今日はやけにテンション高いんやな」





「そうなんだよ!今日、新入りさんが来るからさ!」





新入りさん…か




まぁ、俺には関係ないしはやく開店前のやることリストを終わらせんとな




と、更衣室に入ろうとドアノブに手をかけた時




「おはようございます!!今日からお世話になります!!」




と、耳が痛くなるほどの元気な声があまり広くない部屋に響いた

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作者名:みのりさま | 作成日時:2021年11月29日 21時

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