Flower shop (JUMP×JUMP) (ページ5)

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月日が経つのは早いもので、今日は圭人の出発の日になってしまった。

急いで、仕事終わりに寄ったのは花屋さん。
仕事で遅れてるけど、どうしても欲しい花がある。

……あった。この時期には珍しい紫の花。

ピッタリの花を見つられて、思わず微笑む。
最後に笑顔で渡せるように頑張らなきゃ。

……………………

空港に向かうとJUMPのメンバーとマネージャー。
搭乗口の前で話している。
もう時間ギリギリだ。

もちろん、俺以外はみんな揃っていた。

ym『圭人！！みんなぁー！！』

思わず叫びながら駆け寄ると"しー！！"
とみんなに怒られながら笑われた。

いつものJUMPだ。

みんなのいつもと変わらない笑顔に安心していると

「羽田発～、アメリカ行きの飛行機がまもなく出発
致します～……｣

というアナウンスが流れた。

みんな各々に

『頑張れよ！』｢電話しろよ！｣『風邪ひくなよ！』

なんて話している。

知念がいい終わったあと俺を見て、
ほら、言いなよ。って顔で見てくる。

そうだ、言わなきゃ。

ym『圭人……これ、やるよ。』

そう言ってさっき買った花を渡す。

ym『元気でな、負けんなよ。JUMPは守るから。』

けいとは泣きそうな顔で

kt｢山ちゃんもね。綺麗な花、ありがとうね。｣

kt｢じゃあ、行ってきます！！｣

そう言って歩き出した圭人は、後悔はない。と言うかのように、1度も振り返らずに進んでいった。

花の意味、気づいてくれてたらいいな。

圭人に負けないように、俺も頑張るから。

そんな気持ちで俺も空港をあとにした。

俺らのこれからを表すかのように、夕暮れの空は雲がなく、綺麗な赤紫だった。

紫のアネモネの花言葉
『あなたを信じて待つ』

アネモネを君に fin

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Flower shop初投稿作品いかがでしたか？

もうちょっとで帰ってきてくれると信じて

ktymにさせて頂きました。

ですが作者、飛行機に乗ったことがなくて、アナウンスや、機内に花を持って行けるかなど曖昧なところはありますが……

フィクションとして大目に見て頂きたいです( ˊᵕˋ ;)

そして、今日は圭人くんの入所14周年です！
圭人くんも圭人担の皆さんもおめでとうございます！
この日にこのお話を公開できて嬉しいです(*´ω`*)

ここまで読んでいただきありがとうございました！

しとらすみんと。