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ym『知念、それ……おれからなの。』


cn「え?」


ym『びっくりさせてごめんね。だけどどうしても
伝えたいことがあって。』

ym『最低だと思われてもいい。都合のいいやつだ
って言われても構わないから。』

cn「うん……」






ym『俺っ……俺ね。知念のことが好きなの。』


cn「……え?」

ym『知念のことが好きになっちゃったの。』


cn「大貴は?」


ym『最初はね、本気でだいちゃんが好きだったの
だけど、知念に相談に乗ってもらううちに
知念の優しさとか、思いやりとかを知って…
好きになってたの。』

ym『最近まで大ちゃんって言ってたヤツが何
言ってんだって思われて当然なんだけど。
大ちゃんに恋はとまれないから素直になる
べきだってアドバイスを貰ってね。』


cn「うん……」


ym『どうやったらちゃんと伝わるかなって考えて
てたら、花言葉がいいなって思って。』


cn「それでハイビスカス」


ym『そう、取り寄せしたの。伝えたくて。』

言わなくてもいいことまで言ってしまう。

cn「ね、こんな時期外れなのにね。」

知念も知念で動揺してるのか、告白のことよりも
この時期のハイビスカスに驚いていた。

変に気まずくならなかったので
最後にこれだけと思い

ym『返事は急かさないし、言わなくてもいいから。
急にごめんね。』


とだけ伝えてとさおいた。

ちょうど伝えたいことも伝えられたし。と思い、帰ろうと後ろを向くと

cn「まって!!」

知念に呼び止められた。

今、ここで返事を言われるのか。
なんて言われるのか。


ああは言ったものの、返事は欲しいと思っていた。だが、いざこのタイミングで言われると思うと悪い方向にばかり考えてしまい振り向くことが出来ない。


俺がもう振り向かないと思ったのか、知念はそのまま話し始めた。


cn「涼介、まずはちゃんと伝えてくれてありがとう」


cn「実はね、僕ずっと涼介のことが好きだったんだ」


ym『え……?』


思わぬ告白に思考が停止してしまう。


cn「ずっと涼介のことが好きだったの。
だけど涼介が僕にだけって相談してくれるから
僕は涼介の恋を応援して幸せを願う事にしたの」


ym『でも……』


cn「確かに辛いこともあったよ。」


cn「だけど今こうやって、涼介が告白してくれて…
僕ほんとに幸せだよ……」


その言葉に思わず振り向くと、
泣きそうな、でも笑顔なようなそんな顔をして知念がこっちを向いてたっていた。

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うみほたる(プロフ) - しとらすみんとさん» いえいえ!!当たり前体操じゃん。 (2020年8月12日 23時) (レス) id: 3712bdf8d2 (このIDを非表示/違反報告)
しとらすみんと(プロフ) - うみほたるさん» うみちゃーーー!!来てくれてありがと!!この作品も楽しんでね!! (2020年8月12日 23時) (レス) id: 1fa216fb83 (このIDを非表示/違反報告)
うみほたる(プロフ) - しらすさーーーん! やほん (2020年8月12日 23時) (レス) id: 3712bdf8d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しとらすみんと | 作成日時:2020年8月12日 22時

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