Flower shop (JUMP×JUMP)

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多分はぐらかしてもバレてしまう。

でも、なんて言うんだ……？

大ちゃんのことが好きだったけど知念のことがすきになりました。って言うのか？

無理だろ！！！

でも、優しくこっちを向いている大ちゃんに逆らえる訳もなく、それとなく隠して話してみた。


…………………………………………………………

ym『ってことがあってね？』


ar｢ほう、つまり…恋の相談相手をすきになって
しまったとの相談を受けたと。｣


ym『そう。前まで別の人が好きだったのにって』


ar｢いいんじゃないか？｣


ym『え？』


ar｢だから、いいんじゃね？って｣

ar｢だって、好きって気づいたら止められないだろ。
それに、止める必要ないと思うんだ。
せっかく気づいた好きに素直になる方が俺は
いいと思うんだよな。｣

ym『好きって止まらない』


ar｢そ、好きって止まらねぇよな。
だからこそ素直に伝えるのが1番だぞ。｣


確かに、好きって止まらないもんだ。

だいちゃんを好きになった時も…いてもたってもいられなくて必死に話題を探したし、知念を好きだと気づいてからも知念のそばにいたいと思うし、笑顔を傍で見てたいって思う。


ym『なんか……』

ar｢ん？｣


ym『大ちゃんのくせにかっこいい……』


ar｢癖にってなんだよ！いつもかっこいいわ！笑｣


ym『そーゆーとこだわ！笑』


ar｢でも、元気出たみたいだな。良かった。｣


ym『大ちゃん、ありがとね。』


ar｢よし！楽屋戻ろーぜ！｣


だいちゃんに相談したら自分がやらなきゃいけないことなんて、いやでもわかった。



知念に気持ちを伝えるんだ。


でも、どうやって？
知念は俺がだいちゃんのことを好きだと思ってる。



直接？直球で？
無理だ、冗談だと思われるかもしれない。

決まったはずなのに決まりきらない自分にまた悶々としていると
いのちゃんと雄也の会話が聞こえてきた。

in『たかきぃ、花言葉って知ってる？』

tk｢花言葉？｣

in『そ！！最近ハマってんの！！』

tk｢へー｣

in『キョーミなさそ！笑』


花……言葉？

はなことば……はなことば……


花言葉！！！

ふたりナイス！！



二人の会話を聞いてから早速調べてみると

花言葉を調べてみると少し季節外れの花がでてきた


…………………………これだ。

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