Flower shop (JUMP×JUMP)

・ ページ11

だって彼は俺を守ろうとしてくれたんだから。


そしてきっと彼は俺のことがまだ好きだ。

｢じゃあさ、山田。俺のことを考えて別れてくれたんだろ？｣

『うん……』

｢じゃあ、これは俺のためのお願いなんだけどさ。

もう一度、俺と付き合ってくれませんか？｣


『え…………？』


｢俺、山田の大好きなんだ。俺のためを思ってくれる
なら俺は山田と一緒にいたい。｣

｢それに俺は、お前を忘れられない……｣


そう伝えながら山田に差し出した。

白くて小さい可愛い花


『これ……ハルジオン？』


｢さすが山田だな。花言葉知ってる？｣


『大ちゃん、花言葉なんて気にするようになった
の？』


｢人生初めてだよ……(笑)｣


『それで、この花の花言葉は？』


｢追想の愛。｣

『え？』

｢俺、お前を忘れられなくて。
いつもお前の面影を追っちゃうんだよ。｣


｢だからさ、そばにいて欲しいんだ、お前に。｣

『え、でもだから……俺は病気で……元気になれ
る保証なんてないんだよ……』


｢それでも。ずっと傍にいたいし、傍でお前を支えて
たいって思ってるんだ。こんなわがまま
……いやか？｣


『大ちゃん、俺と居ても幸せにn…｢俺の幸せを決めるのは俺なんだよ｣』

｢俺はお前といたいんだよ。それだけの理由じゃ
不満か？｣

『そ……！そんなことないよ。
俺だって今でもだいちゃんが好きなんだよ…』

｢じゃあ山田、答えて。｣

｢俺ともう一度、やり直してくれますか？｣


『……っ。はぃ。』


泣きながら頷いてくれた山田。


思わず腕の中に抱きしめる


戻ってきてくれた喜びともう離さないって気持ちから強く抱き締めすぎて


『苦しいよ、大ちゃん』


そう言って腕の中でふふって笑う可愛い山田。


離れてって言っても離してやらないからな。




これからもずっと、傍にいて。



ハルジオンの花言葉 『追想の愛』




ハルジオン fin


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お久しぶりです(--;)

とらすみんとです。

長らく放置してしまい申し訳ありませんでした…

課題とかに追われるのも学生ならではですが、やっぱり溜め込むのは良くないですね……
毎年言ってます、これ、笑


ハルジオンの花言葉。
とらえかたは違うかもしれないんですが…

会えなかった日々をarymちゃんがお互い幸せだった日を思い出して懐かしんでいた。ということです…

上手く表現出来ないのは語彙力ですね……(^^;

長々とお話失礼しました。

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