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1.宿題ウォーズ ページ3

「A!待って!」

蓮斗が走ってくるのが見える。
走り方が可愛い。

私の近くまで来ると、息を切らして止まった。

「酷いよA!先に行くことないじゃん!」

頬をぷくっとさせて怒った顔をしていた。


「蓮斗が遅いからでしょー?」

私がそう言うとまた頬を膨らませる。

そのひとつひとつの仕草が可愛いのだが。









蓮斗は、5年前にここへ引っ越して来たときからの友達だ。
蓮斗も都会から引っ越して来たのだと言うので、すぐに意気投合した。

それから、クラスがずっと一緒で仲良くしていた。

あまり異性と仲良くなるタイプではなかった私だったが、蓮斗とは話しやすかった。

近くに友達がいるという幸せを感じた。




「でさ、A?今日も宿題教えてもらっていい?」


.....。


またか。

頭のよろしくない蓮斗は毎回宿題を教えてくれと家にくる。

でもくるなと言ったらまた怒るし...。


「宿題終わったら、帰ってよ?」

その言葉で蓮斗は笑顔になった。


だから可愛いんだって。









夕方。
学校が終わるとすぐに蓮斗は家に来た。
一緒に帰ってそのまま家へ直行なのだ。

家にはいつも私以外いないから、遠慮なくあがってくる。

「おじゃましまーす。」

「どーぞー。」

なかはいつも片付けているから、自分で言うが、綺麗だと思う。

早速、蓮斗は宿題をちゃぶ台に広げる。

私も教科書やらを広げた。宿題を教える時には必須なのだ。



こうして、私達の戦いが今日も始まった。









-続きまっす-

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作者名:ウツ | 作成日時:2017年9月25日 21時

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