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JK「姫様、大丈夫ですか?」
『ええ。
ジョングクのほうこそ大丈夫?
ずっと何も食べていないでしょ?』
JK「僕はいいんです。
姫様が元気でいてくれるならそれで。」
『どこか休める場所はないかしら。
ずっと馬を走らせているけど、
村1つ見つからないわね。』
JK「ここらへんは戦が多いですからね。
あまり人が住みたがらないのでしょう。
…ん?…あ!姫様!
あそこに人がいます!」
ジョングクの指さす方向を見ると、
1人の男の子が森の中をうろうろしていた。
『近くに村があるのかもしれない!』
JK「あの子に聞いてみましょう!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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JK「あの、すみません。」
?「ん?お前誰?」
JK「旅をしている者です。
少し尋ねたいことがあるのですが、
ここら辺に村はありませんか?」
?「あるよ!
俺の村、この近く!
来る?」
JK「え…、
そんなに簡単に村の場所を教えてもいいのですか?
…僕達のことが怪しいとは思わないのですか?」
?「ぜーんぜん!
だって、お前の話し方は野蛮じゃないし、
それに…」
その男の子が私のほうを見る。
『?』
?「あんなに可愛くて優しそうな子を連れてる人が
悪い人な訳ないじゃん!」
『え!?』
JK「変わった思考の持ち主ですね。君は。」
「君じゃなくて、テヒョンだよ!
さ、早くついてきて!
僕が案内してあげるよ!
ミルト村に!」
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作者名:しろ | 作成日時:2020年10月19日 0時