抹消ヒーロー恋に溺れる3【相澤消太】

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百「Aさん.......？」

「ご...ごめん.......本能で.......」


口では謝っているが身体は素直で
八百万さんの手にある猫じゃらしを弄っていた

皆、相澤先生が来たというのに誰一人着席せず、私達に注目している
ふと、身体に捕縛布が巻き付かれ勢いよく先生の隣に立たされる


相「早く席につけ」


その一言でピシッと皆が座ったのを確認して話を始める
話の内容はそこまで聞いてはいないが、ただ先生の捕縛布がチラチラと動いて弄りたくて仕方なかった


相「そろそろ林間合宿がある、気を抜くなよ。日ちょ...く！？」


遂に、私の我慢の限界を迎えて捕縛布を引っ張れば相澤先生がバランスを崩して私の方に倒れてくる
衝撃が走ると思い、目を瞑る
だが、何時まで経っても痛みは来ない


瀬呂「あっぶね〜...」

相「すまん、瀬呂...助かった」


テープと一緒に教卓に貼り付けられている先生
姿勢を正すとクラス名簿を私の頭の上に乗せ、一言


相「後で職員室に来るように」


顔を見れば怒った顔をしていて、そのまま教室を出ていってしまう
クラスの中から「ドンマイ！」と、聞こえる中私はただその場に立ったままだった




ｰｰｰｰｰｰｷﾘﾄﾘｰｰｰｰｰｰ
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幸福少女【相澤消太】

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