抹消ヒーロー恋に溺れる3【相澤消太】

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母「ヤダ、なにその傷...！辛くない！？」

「おぉ...大丈夫だよ...お母さん」


肩を掴んで泣きながら迫ってくる母を押し返しながら車の中に乗り込む
助手席に乗ればお父さんが運転席にいた
包帯だらけの私を見て口を開けてお母さんと同じ事をしてくるので少し強めに拒絶する


母「担任の先生、今日会見に出ていたよね？あんなヒーロー見たことないけど...」

「抹消ヒーローイレイザーヘッド、メディアに出るのを嫌っているからね」


何時もはこんな感じ、と学校生活での相澤先生を見せると何とも言えない顔をする二人


父「全寮制、お父さんは反対だ」

「え...」

母「気にしなくて良いわよ、お父さんったらAと会えなくなるーって家で煩かったんだから！私は良いと思うわよ？最近、お友達と一緒にいることが多いから...それに、ヒーローになりたいならお母さんは応援するからね！」


後部座席から私の頭を撫でるお母さんに心が温かくなる
隣のお父さんは認めないーっとか騒いでいるが、許可はしてくれた
友達と一緒にいることが多い.....か....

ホントは、先生と一緒に要るんですなんて言ったらどんな顔をするのだろうか？

期待を、裏切らせてしまうのだろうか？
...........隠し事がこんなにも胸を抉るなんて思っていなかった

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