90 ページ42
消太さんの間に埋まりながら浴槽に浸かれば、二人で入るには狭い浴槽なので少しお湯が溢れていく
個性を使って水鉄砲みたいに消太さんの顔めがけてお湯を放てば、桶で頭からお湯を浴びせられる
びちょびちょに濡れ、顔にかかる髪を後ろに持っていけば顔を消太さんの方へと向けられた
「な...なんですか...？私の顔に何かついてますか...？」
相「いや...髪上げてるの初めて見るからな...どんな感じなのかと見たかった」
「消太さんも髪縛ってますね、お似合いですよ」
じょりじょりした髭を触りながら次第に肩に手を置く
先程よりかは大分揉みやすくなっていて、先消太さんとポジションをチェンジして肩を揉んでいく
「どうですかー？」
相「ん...気持ちいい...上手いな」
「ちっちゃい頃よく親にしてたんで」
お父さんの背中に乗ってジャンプした事もあるなーなんて、思い出に浸りながら肩だけではなく肩甲骨あたりや、首のラインを親指で強みに押しながらなぞっていく
相「っ...」
「あ...痛かったですか？」
相「いや、大丈夫だ、続けてくれ」
「痛いとこあったら素直に言って下さいね？我慢は体によくありませんから！」
そのままマッサージを続けて10分くらい
少しだけのぼせ始めてきて、顔が暑くてくらくらしてくる
それに気付いたのか消太さんは私を浴槽から上がらせ、冷たい水をかけてくる
急な温度の変化に体が追い付かず、思わず叫んでしまう
「冷たっっっ！！」
相「丁度良いだろ？」
個性を使おうとしたが抹消されて何も起きなかった
そのまま消太さんも浴槽から上がって髪や体を洗っていく
体についた泡を洗い流して洗面所へ移動しようとすれば消太さんもついてくるので丁重にお断りをする
また合理的じゃないとか言い出すがそんなのお構い無しで浴槽に残る消太さんにタオルを渡して着替え終わったところで消太さんを呼ぶ
髪を乾かしリビングに戻ればまた、マッサージが再開された
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 429人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*宵狐*(プロフ) - 彩さん» コメント有難う御座います！(//><//*)確認して下さっているのですか...！？ホントに嬉しいです！更新頑張ります！！ (2021年10月4日 6時) (
レス) id: 22f51677f2 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - コメント失礼します！この作品とっても好きでちょくちょく更新されてないか確認しちゃいます（笑）更新頑張ってください！応援してます！ (2021年10月4日 5時) (レス) id: 7d36b12761 (このIDを非表示/違反報告)
*宵狐*(プロフ) - 鬼藤さん» コメント有難う御座います！そんな...叫んで頂けるなんてっ...！(？)励みにな御言葉ホントに嬉しいです！！更新頑張ります！ (2021年9月28日 6時) (レス) id: 22f51677f2 (このIDを非表示/違反報告)
鬼藤(プロフ) - 初コメ失礼します！読んでいて、好き！！！って思わず叫んでしまいました…！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2021年9月28日 1時) (レス) id: 65618dafc6 (このIDを非表示/違反報告)
*宵狐*(プロフ) - 月影(名前)さん» わぁぁ...！！好きだなんて嬉しい御言葉...！！有難う御座います！！ (2021年9月27日 23時) (レス) id: 22f51677f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*宵狐* | 作成日時：2021年9月27日 14時
