★*ﾟ ページ15
桃花side
私はいつも通りに学校へ行く
成績がすごく悪いってほど…ではない
普通だった
夏恋「おはよぉー 桃花!」
『夏恋! おはょ。』
この子は、藤井夏恋。私の大の親友なんだ！
夏恋「聞いたー？片寄くんの家、お金持ちなんだってー！」
『私もつい最近知ったの、知らなかった。』
涼「よっ、桃花。」
『あっ涼太くん。』
実はいうと、私は涼太くんに想いを寄せている
お父さんには内緒だけどね！
ｶﾞﾁｬﾝ
すると、何やら男子達が入ってきた。
男子「なー白濱、お前ん家なんで母ちゃんいねぇんだよ。笑笑」
男子「それなー！」
男子「まさか母ちゃん逃げたとか？笑」
涼太くんが
男子達の胸ぐらを掴んだ
涼「何も知らねぇくせに、ぺちゃくちゃうっせぇんだよ！」
そう…涼太くんは私の家の、事情を知っている
男子「逃げられたんだろー？どうせ。笑」
男子「父ちゃん悲しんでるぜ？笑笑」
『あんた達に関係ないでしょ！？何が分かんの！？』
男子「誤魔化したって無駄だぜ！」
男子「逃げられたんだもんなー！笑笑」
目には涙が滲んでいた
『っ…違う…逃げられたんじゃない！！』
男子「なら言ってみろよー」
男子「言えねぇんだろ？図星じゃねーか！笑笑」
私は、
教室を出てトイレに入った
『っ泣……はぁ……ｸﾞｽﾞｯ…』
言えないのは…
私が言えないのは…
お母さんがいなくなった、理由を知らないから。
お父さんしか…
知らないから。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優実子(プロフ) - はじめまして。楽しく読んでます。続き楽しみにしてるので、無理のない更新でいいから、続けて欲しいです (2021年8月12日 3時) (
レス) id: f47e951922 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 早く続きが見たいです！ (2019年3月23日 22時) (レス) id: 2ec5589639 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マイカ | 作成日時：2019年1月22日 20時
