関西胸キュン集

嫉妬 重岡 ページ6

大毅サイド



A「何班だったー？」


って駆け寄ってくるA。



俺は、一緒になれますようにって願いながら



重「俺は5班」



そう答えてたのが、近くの女子に聞こえとったみたいで



「やったぁ！私、重岡くんと同じ班だ！」



なんて喜んでる。



正直言って、そんなんどうでもええねん。



俺が気になるのはA。



Aを見ると、うかない顔。



重「A？」




A「私、3班だった…」



本当に残念そうで、そんな表情されたら…




「重岡くん、私、一緒だった！

よろしくね！」



重「あ、うん！よろしくー！」




流石に笑顔で返さんと悪いから…



A「…よかったね」




重「え？」




A「大毅は可愛い子と一緒でよかったね！」




なんて作り笑いするAを見てるのは辛いわぁ。




重「そんな事、思ってへん。

俺はAと同じ班がよかったから！」




なんて、周りを見ずに抱きしめてた。




「ふぅーー！ふぅーー！」




重「…あっ！

ごめん…」




A「いいよ！嬉しかったから…」




頬を赤く染めるAはほんまにかわええ。

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