イケメン幼馴染1

屋上 ページ7

(人1)サイド

紫「なぁ、なんで避けるの？俺、何か悪いことした？」

(人1)「ううん。してない！悪いのは、私…」

紫「なんでよ！前みたいに仲良くしよう。」

私だって仲良くしたい。でも、怖いの…
だけど、このことは、紫耀くんには言えない。
迷惑だから。

紫「黙ってちゃわかんないよ？もう、この際だから言うね。俺、(人1)の事が好き。ずっと前から好きだった」


(人1)「え…」

私の頭がついていかない。紫耀くんが私のことを好き？嘘でしょ…
私だって好きだよ。ずっと前から…
そんな事を思ってると声に出ていた。

(人1)「私だって好きだよ。ずっと前から…
でも、付き合えない…」

一粒の涙がこぼれた。

紫「なんで？」

(人1)「怖いの…紫耀くんに迷惑かけることとか、女子達にいじめられることとかが怖いの…」

色んな事を思い出して涙が止まらない


そう言うと紫耀くんが抱きしめてきた。

紫「そっか。でも、俺は迷惑なんかじゃないし、女子達からは俺が守る！だから、付き合ってくれない？」

(人1)「ほんと？」

紫「当たり前だろ。」

(人1)「わかった。付き合ってください。」

紫「やった〜！絶対に(人1)の事守るからな」

(人1)「うん。よろしくお願いします。」

それから、私が泣き止むまでずっと抱きしめていてくれた。


付き合う事になったけど、不安が完全になくなったわけじゃない。

でも、紫耀くんが守ってくれると信じることにしたんだ！

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