天使に好かれた少女 2【アイナナ】

天使のような人48 ページ8

ナギ「灯里聞きたいことがありマス」







ナギくんに話しかけられた。
聞きたいことってなんだろ？お父さんのこと？







『ん？何？』






三月「ナギ…本気で聞くのか？」





天「六弥 ナギ…。」






ナギ「ハイ。私は本気デス。」






みんなまでどうしたの？
IDOLISH7とTRIGGERとRe:valeまで真剣な表情になってる。






『えーと…どうしたの？』







ナギ「灯里の父親のフルネームを教えてくだサイ。」






え？…お父さんのフルネーム？ なんで…？
もしかしてお父さんはナギくんの知り合いなの？
確かにナギくんは私の父の方の苗字が 桜 だということを知ると難しい顔をしてた。

それはナギくんが 桜 という苗字の男と知り合いということだ。




…気になる。





昔、事故で死んだって言ってたけど…何故かそんな訳ないって思う自分がいる。
お父さんは死んでないって私は信じたい。






『お父さんのフルネームは…』






ナギ「ハイ。」








『たしか、桜 春樹だよ。』








その名前を聞いた途端ナギくんの顔が引きつった


ビンゴだな…ナギくんとお父さんは知り合いだったんだ。







ナギ「桜 春樹 と言いましたカ？」







『うん。私のお父さんは 桜 春樹 私の本名は
桜 灯里だよ。』







ナギ「春樹は死んだのデスカ？」






『…多分。だけど、これはお母さんが言ってただけだから本当かは分からない。
だけど…私は生きてるって信じたいんだ。』






ナギ「私もデス。春樹は私の友人ですカラ」






『…やっぱりそうかぁ。』







ナギ「ハイ。灯里、春樹のことで何かわかったら教えてくだサイ」






『うん、いいよ。』ニコ

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