天使に好かれた少女 2【アイナナ】

天使のような人70 ページ33

『……。』ガチガチブルブル





陸「えと…灯里大丈夫？」



百「リラックスリラックス！」



『リラックマ？』



百「いや、それ惜しいけどクマ！！」




『あ、あんなところに陸くんが２人も…
あれ？陸くんなんで２人いるの？』




陸「俺ここにいるよ！？」




ゆさゆさ！




大和「完全に緊張してるな」



三月「すげー足震えてるし…」



『違いますよ！こ、これは武、武、武者震ッい
で…！』




楽「今完全に噛んだよな」




龍「確かに…噛んだけど何事もなかったように言ったよね。」




『…ゔっ』




スタッフ「MIYABIさん！スタンバイお願いします！」





『あ"い』





全員(ヤバイなこれ)




陸「灯里！あのさ、真剣に歌わないで楽しんでみたらどうかな！
あ、いや真剣に歌わないといけないけどっ…！
あれ〜！？これなんて言えばいいんだろう！！？？」アワアワ





『…ッ！……そっか。
陸くん、、、ありがとう。』ニコ





緊張してた胸がほぐれてく。
陸くんの一言一言に身体が安らいで今なら歌える。


私は…精一杯楽しむんだ



一歩一歩踏み出してステージに出るそこから
歓声がすごくて、また足がすくんだけど
陸くんに とんっ と押されたようで息を吸う

私は１人じゃないから。



前を向くと沢山の人達が私に注目していた。

そして音楽が流れだす。





〜♪





『スゥ…』

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