天使に好かれた少女【アイナナ】 (ページ7)

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天使のような人4 ページ7

陸side

陸「ふゎあぁ～」

欠伸がもれて朝が来たことを確認し、携帯を見る。

そこには、水曜日と書かれていてホッとした。

陸「そろそろ起きないと一織に怒られるよね。」

今日は1週間の中で1番幸せな日
公園にいるあの子に会える日だ。

陸「仕事早く終わらせよ…あと、俺も本持っていこうかな…」

そう呟きながら着替えて部屋を出ると
そこにはもう大人組と一織が集まっていた。

壮五さんはいないが、環を起こしに行っているのだと思う。

陸「おはよう！一織、三月、大和さん。」

大和「ん、はよ陸。今日は元気だな」

一織「おはようございます。七瀬さん。」

三月「おぉ、陸！はよ！」

そう言って3人が声をかけてくれる。

すると続々と人が集まってきた。

環「りっくんはよ～ふぁあ」

壮五「環くん！さっきの話聞いてたの？」

環「聞いてない。てかあんたは俺の母親かよ！」

ナギ「Oh！2人とも朝から喧嘩はやめて下さい
ワタシ眠たいデェス！」

いつもの会話が終わったところで、
みんな席について朝ご飯とスケジュール確認をする。

一織「私と四葉さんは今日は何もありません」

大和「俺はドラマの撮影かな」

三月「俺はバラエティの司会だな」

壮五「僕は雑誌の撮影があるよ」

ナギ「ワタシも壮五と同じです。」

陸「俺はシーブ○ーズのCMの撮影かな」

確か、CMの撮影時間が10時から遅くて2時
だったはず…だから今日も公園に行ける！

一織「七瀬さん…何1人で百面相してるんですか？」

陸「えっ！いや…なんでもないよ！」

大和「まぁ、陸にとって水曜日はいい日だからな」

三月「確かに、水曜日はいつも嬉しそうだよななんかあんのか？」

陸「いや…その、、っ…まぁ、はい。」

一織「ずいぶん濁しますね。益々怪しいのですが。」

陸「一織には関係ないだろ！」

こんなのバレたら大変だ。
アイドルなのに一般人の女の子に惚れて水曜日は公園に行ってあの子のことを見てます…
なんて。

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バレたらまずいよね。