天使に好かれた少女【アイナナ】 (ページ40)

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天使のような人35 ページ40

私と三月さんは2人でオムライスを作り始めた

どうやら和泉家と億川家のオムライスの作り方はまさかの全く同じだったせいかすぐに完成した。

そして今はみんなでご飯タイムである。

環「うまっ！！おくりん料理できたんだ。」

『うん、家じゃ毎日私が作ってるからね。』

壮五「いいお嫁さんになりそうだね。」ニコ

壮五さんの笑顔まじ神だっ！！

癒されるぅ…

『ありがとうございます！』

ナギ「Oh！灯里のお母さんは作らないのデスカ？」

大和「あぁ、それ俺も気になってたんだよな」

陸「俺も！灯里から全然親の話とか聞かないし…あ、勿論無理して言わなくても大丈夫だからね！！」

『ありがとう…お母さんは仕事で忙しいから家事は私がすることになってるんだ。』ニコ

三月「そうなのか？偉いな！」

一織「それで賢いですから凄いですね。
努力家なんですね…億川さんは。」

『いやいや！そんなことないよ！
私はただ、お母さんに怒られるのが怖いから勉強してるだけだし…。』

環「おくりんのお母さんは怖いの？」

『んーまぁ…機嫌のいい日はそんなことないんだけど、機嫌の悪い日はややこしいんだよね』

壮五「それは分かるかも。」

『壮五さんもお母さんが怖かったですか？』

壮五「僕はお母さんじゃなくてお父さんかな」

『お父さん…か。』

壮五「うん、すごく厳しい人だったんだ」

『そうなんですね。あ、そういえば陸くんが
壮五さんとナギさんが賢いと言っていたのですが…勉強教えてもらえませんか？』

壮五「僕が役に立てるかな？」

ナギ「私は構いません！！」

『ありがとうございますね！』

陸「実は灯里学年で1位取らないと
俺たちの出る10周年コンサートに行けないらしんだ。」

『アハハ～お恥ずかしい話なんですが本当なので協力していただけると嬉しいです。』

一織「首席ですか。私も狙っているので
これは勝負ですね、億川さん。」

『うん、負けないよ！だって負けたらコンサート見に行けないもん！』

大和「イチ手抜いてやれよ～」

三月「そうだぞ一織。とか言っても手抜かないもんな一織は」

一織「はい。手を抜く気は一切ありません。」

『おぉ…マジですか。』