天使に好かれた少女【アイナナ】 (ページ30)

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天使のような人26 ページ30

天たちが帰ってから、私はお風呂に入り
お母さんが帰ってくるのを待つことにした。

まぁ、明日は土曜日で学校がなかったため←いつもはあるらしい。

待っていても大丈夫なのだ。

『はぁ、暇だなぁ。勉強しよ…あ、そういえばサイト見なきゃ。』

私は自分の部屋に戻りサイトを開いた。
すると、そこには大量の通知とコメントがあって凄く驚いた。

『歌…上手ですね。…泣きそうになりました。
…新しい歌待ってます。…好きです。
…ファンになりました。…早く新曲聴きたいです。…まさに神曲ですね。
……凄い、こんなにコメント来てたんだ。』

新しい歌作ろうかな…どんな曲作ろう。

うーん…初めてだけど恋愛曲とか作ってみようかな。

五歳の時にしか恋なんてしたことないけどね。

うーん…歌詞どうしよ。

だいぶ前みたいに…思いついたように自然と歌ってみよう。

～君と出会ったあの日こと。

私は鮮明に覚えているよ。

まだ幼かった時、君は私に手を差し伸べたね。

その手はあったかくて大好きだった。

君は毎日、隣のベッドで無邪気に笑って

1人ぼっちの私に話しかけてくれた。

私たちはいつの間にかずっと一緒だった。

だけど、君が退院してから

ずっと、ずっと寂しくて私は泣いていた。

私はあなたに惹かれていたんだと

その時に気付いた。

あなたに、側にいて欲しくて

病院を抜け出したりしたよ。

だけど、あなたは見つからなくて

私は自分の心を本で閉ざした。

今も、あなたに会いたくて …ha

目を閉じるよ。

…って感じかな。

題名はあの日の君へ

はぁ…あの子元気にしてるかな。

※この歌は作者が作ったオリジナル曲でありパクリではありません。