天使のような人22 ページ26
帰り道
今日は仕事があるからと、環くんと一織くんは車で仕事に向かった。
それで、今日は1人で帰っている。←聞いた話美桜は反対方向だそうだ。
今日は天が来るからなぁ… 早く帰ろ。
そう思っていると、目の前に黒い車が止まった
『…え?』
何これ? ドッキリかな? 結構怖いんだけど…
そう思っていると窓から天が顔を出した。
天「灯里。久しぶり」
『え…あ…天…九条さん。』
しまった!!!街中で天って言ってしまった…
街中でアイドルを呼び捨てにしちゃった!!!
天「天でいいのに…今から家行くところだからさ、乗っていきなよ」
『いいの?』
天「うん…いいでしょ?龍。」
龍「いいよ。乗りなよ、灯里ちゃん。」
楽「遠慮すんなよ。」
イケメンだ!!!!
『えっと…じゃあ、お邪魔します。十さん』
今日で2回目だな。車にお邪魔するの…
もう、こんなこと人生で一回もないな…うん。
龍「うん、どうぞ…ていうか俺の苗字知ってたんだ。」
『あ、はい。アイドルだって天に聞いて調べました。』
楽「わざわざ調べてくれたのか?ありがとうな」ニコ
ヤバい。アイドルスマイルヤバい。_:(´ཀ`」 ∠):
八乙女さん…だったよね。笑顔ヤバい。
『え…いやそんな、お礼言われるようなことじゃないし…』
天「別に、そこは素直に ありがとう でよくない?」
『そ、そうかな』
天「うん」
『あ、ここです。…私の家。』
龍「そっか。ってどこに車止めよう?」
今日もお母さん帰って来ないよね。
なんか申し訳ないからうちのところに止めてもらおう。
『あー、私の家の駐車場でいいですよ。
多分今日もお母さん帰って来るの遅いから…』
龍「そう? じゃあ入れるね。」
天「……。」
はぁ…もう1週間もお母さんに会ってないな。
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なつめみく - 現代の天使に好かれたら多分卒倒します。作者さんがちで神ですありがとうございます (10月1日 10時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作成日時:2017年8月3日 0時