天使に好かれた少女【アイナナ】 (ページ23)

今日:24 hit、昨日:4 hit、合計:104,079 hit

天使のような人19 ページ23

次の日

学校に行こうとしたら、二階堂さん達にあった

大和「お？灯里ちゃんじゃん、おはよー」

『おはようございます、二階堂さん。』

そして、私は自然と二階堂さんが触っている車に目がいった。

『車でどこか行かれるんですか？』

大和「ん？あぁ、いちとたまを送っていくんだよ。あいつらこないだ普通に登校してたらファンに捕まって大変なことなったらしいから」

『へぇ、それは大変ですね！じゃあ、私はそろそろ行くので…』

足を進めようとしたら聞き覚えのある声に話しかけられる。

環「おくりんだ。おはよー」

一織「億川さん、おはようございます。」

『おはよう、環くん一織くん。』ニコ

環「おくりん、電車で行くの？」

一織「電車にしては早くないですか？」

『電車だよ～？朝ご飯とお弁当作ってたから早いだけ、する事もないしね。』

お母さん、朝もいなかったしね。
後…早く行けば本読めるし。

環「んじゃあさ、おくりんも車で行く？」

『え…！？ダメだよ！2人と一緒に登校すると女子がヤバイし！』

女子の視線に潰されちゃうよ。
そのうち、イジメにあいそうだなぁ…

大和「ハハッ、じゃあ、学校の裏門のところから降ろしてやろうか？」

『でも…申し訳ないし。』

一織「別にいいんじゃないですか？裏門で降りるんですから。」

一織くんまで！！！一織くんなら反対しそうなのに！！！！

環「そうそう。ほら早く！」

『ぅ～わかった！二階堂さんお邪魔します』

大和「よしっ、じゃあ行くか。
そういえば、二階堂さんなんて堅苦しい言い方じゃなくて大和さんでいいぞ？
てか、お兄さんはそっちの方が嬉しいけどなぁ」

『アイドルの皆さんってみんな名前で呼ばせたがるんですね。まぁ、いいですよ…大和さん』

大和「はーい、よくできました。」ニッ

環「おくりんさ、俺ら以外のアイドルと知り合いなの？」

一織「確かに…私もそれは気になっていました。」

『あー…九条天さんと知り合ったよ。』

一織，大和，環「「「え！？」」」

環「へぇ！てんてんと知り合いなんだ！！」

一織「どこで知り合ったんですか？」

『えっと…道でうずくまってて……』

大和「九条が？」

『はい、なので…助けました。』

車の中でめっちゃ天の話で盛り上がった。