天使に好かれた少女【アイナナ】 (ページ18)

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天使のような人15 ページ18

帰り道まで飛びます！

早いのはお気になさらず…！

環「おくりん何してんの？一緒に帰ろーぜ」

『え…いいの？』

一織「はい、私も構いませんよ」

女子の視線は痛いが…2人の心は温かい

なんかニ○リのコマーシャルみたいになった。

1人で帰るのはなんか寂しいから入れてもらおう

『じゃあ、お邪魔します！』

今思えば、環くんと一織くんは結構打ち解けたななんか一織くんが環くんにツッコミ入れてて面白かった笑

一織side

今日は転校生が入ってきたせいかなんだか調子が狂ってしまう。

『えっと…四葉くんと和泉くんだよね
よろしく』

初めて会話を交わした瞬間に可愛いと思ってしまった。

少しパーマがかった黒髪や、赤っぽいピンクの目第一印象からどストライクだった。

だけど第一印象で決めちゃダメだと思っていたら、最初の方は人見知りなのか途切れ途切れだったけれど途中から慣れてきたのかよく話しかけてくるようになり、気付けば一緒に行動していた。

四葉さんも話しやすそうにしていたし、何より頭が良かったせいか、勉強を教えてあげたりしていた。

私も、よく話があったせいか本のことでよく話が続いていた。

今も一緒に帰っているが、彼女と入れることで嬉しく思う自分がいることに

あぁ、私はこの人に惚れたんだな

と理解できた。

『…織くん…一織くん！大丈夫？ぼーっとしてるけど？』

一織「っ！はい。すみません、大丈夫です。」

『そっか。良かった～体調悪いのかと思った』

そうやって微笑んだ顔に少し頬が緩んでしまった

環「それでさ～おくりん王様プリンをさ、そうちゃんに取られてさぁ…すっげー落ち込んだ」

一織「それは、貴方が1日に王様プリンを６つも食べようとしたからでしょう…」

『６つも食べようとしたの！？それは多すぎなんじゃないかな…』

環「だって…美味いし。」

『それは、そうちゃんさんが正しいよ。』

一織「そうちゃんさん？」

『あ…なんかそうちゃんって呼ぶと馴れ馴れしいから、そうちゃんさんかなぁ…みたいな？』

環「ぷっ！おくりんおもしれー」ww

『ちょっ…！笑わないでよ！環くん！』

バシバシ

？「あれ、たまといちじゃん。」

「ほんとだ。環と一織だ…って！灯里！？」

『あ、陸くん！！』

え？