天使のような人11 ページ14
陸side
恥ずかしっ!!すっごい恥ずかしい!!
何が あ、どうも だよっ!!って心底思う。
するとあの子の方から口を開いてくれて…
『あの…その本【ネメシス】ですよね。』
陸「う、うん。ドラマ見てからハマっちゃって…気付いたら買ってた」
『そうなんだ!ドラマって面白かった…ですか?』
陸「あ、タメ口でいいよ。うん!面白かったからドラマは全部録画してるんだ。」
『へぇ、そうなんだ!私の家テレビないから見たいけど見れなくて』
陸「そうなんだ。俺の部屋にテレビあるから見にくる?」
気付いたら口走っていた。
陸「あっ!いやっ!いやらしい意味とかはなくてっ!!その…」/////
『ぷっ…ふふふ、あははっ!』
陸「えっ!?」
急に笑った彼女に驚いてしまった。
あと、笑った顔がすごく綺麗で可愛くて…
『ごめんなさい!つい、面白くて!
あの…お家お邪魔しても大丈夫なんですか?』
陸「…ッ! う、うん!いいよ!…多分。
聞いて見ないと分かんないかな…。」
『そっか!じゃあ、もし行っても良さそうだったら来週の水曜日教えてくれないかな?』
陸「うん!分かった! えっと…あ!
名前…言ってなかったよね!俺、七瀬 陸 18歳」
『そうだったね! 私、億川 灯里 17歳。
陸さんの方が年上なんだね。』
陸「あ、うん。そうだね!同い年かと思ってた
あと、陸でいいよ。」
『えっ!でも、年上だし…呼び捨てはあれだから、陸くんって呼ぶね。私も灯里でいいよ?』
陸「うん!分かった。じゃあ、灯里またね
俺、ここだから!」
『あ、そうなんだね。またね!陸くん!』ニコ
陸「またね!」
可愛いなぁ。あと、名前まで読んでもらえた!
それに、呼び捨てで呼べるなんて!
今日で結構、進展したなぁ!!
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なつめみく - 現代の天使に好かれたら多分卒倒します。作者さんがちで神ですありがとうございます (10月1日 10時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作成日時:2017年8月3日 0時