新米FBI捜査官の苦悩

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その夜、やっぱり私は赤井さんに呼び出された。


工藤邸に来てみればそこにいたのは赤井さんに
優作さんに有希子さん。

夜遅いからコナンくんは不在らしい。




「きゃーもうAちゃん！久しぶりじゃない！！

　すっかり立派なFBI捜査官になっちゃって〜」



5年ぶりに会っても相変わらずハイテンションな有希子さん





『お久しぶりです！おかげさまでFBIに就職しちゃいました』


「はじめに君がアメリカに行くって言った時は驚いたがね、いつか立派な捜査官になって帰って来てくれると思っていたよ」


『そんな、優作さんまで…
全然立派じゃないですよ！これからです！』


おふたりがあんまりにも褒めてくれるものだからつい照れてしまう。



『でも私がやってこれてるのも、ここにいるみなさんのおかげですから…』



「あら、Aちゃんすっかり大人になっちゃったのね〜

　もう嬉しい！！
　
秀ちゃんもいつもこの子の面倒見てくれてありがとう♪
Aちゃんは昔から知ってる私の娘みたいなもんだから頼んだわよ」



「ええ、こちらこそAさんにはいつもお世話になってますから」



うわー、めっちゃ照れるなこれ。。。




「それじゃあこちらのFBIの新人さんには
赤井くんが乗る車の運転を頼むよ

公安が追ってくれば危険なカーチェイスにもなりかねない。

くれぐれも気をつけるように」



そしてすかさず的確に流れをまとめてくれるのは優作さん



『カーチェイスには自信があるので任せてください。

後ろにジョディーさんとキャメルさんを乗せるので
赤井さんは助手席の下にでも隠れててください。

ライフルは普通に立てかけておくのでいざとなったらお願いします』



「ああ、わかった。
お前の運転は誰よりも信頼しているからな。頼んだぞ」




「有希子は私の代わりにマカデミー賞の授賞式、
私はここで沖矢昴になりすましてコナンくんと一緒に
安室くんの相手をする」



『はい、了解です』



「A、健闘を祈っている」

「Aちゃん、応援してるわね」





この作戦のためにみんな頑張ってる。
期待に応えなきゃ









「ああそうだAちゃん、例の組織のことだけど…









Aちゃんのご両親のこと、何かわかった？」

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