ウルトラ兄弟に妹ができたらしい

はじめまして、赤ちゃん2 ページ3

と、マリアはウルトラの母故マリーにカプセルに入った赤ちゃんとバックを渡す

母「…マリア」

『う〜…』

ｼﾞﾝ「…さぁ、私たちはそろそろ行くよ。親友、この子の事を頼んだぞ…あ、もし、またベリアルに会うことがあったら…アイツによろしくな」ﾆｺ

父「！…あ、あぁ…私たちもそろそろ行こう」

母「えぇ、それじゃあ、またね。マリア」

ﾏﾘｱ「っ…えぇ、ありがとう。親友」ﾆｺ

そうして、ウルトラの父、母は空を飛んでいく

すると…

『びぇええん！！』

母「あらあら、驚かせちゃったかしら；」

父「お〜よしよし、大丈夫、大丈夫だよ〜；」

カプセルの中で泣き叫ぶ赤ちゃん、それはまるで家族と離れたくないと必死に拒むように見えた

『びぇええん！！』

その泣き叫ぶ声はマリアとジンの元まで聞こえていた

ﾏﾘｱ「っ…ごめんねっ…一緒に行けなくて…ごめんね…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ｼﾞﾝ「…マリア…きっと、あの二人なら…いや、あの家族なら…あの子は大丈夫だ」ﾆｺ

ﾏﾘｱ「…えぇ、そうね。だって、あの二人は私たちの親友だもの」ﾆｺ

ｼﾞﾝ「あぁ、きっと新しい、いい名前をくれるだろう」

ﾏﾘｱ「…もう一度、あの子に新しい人生を…神のご加護があらんことを…」

ｼﾞﾝ、ﾏﾘｱ「…さようなら、私たちの可愛いアクア…」

そして、ウルトラの父、母の二人は泣き叫ぶ赤ちゃんをあやしながら星を出た

次の瞬間

ピカーッ！！！

先程までいた星が消滅した…

父、母「！！」

『びぇええん！！』

父「っ！ジン！！」

母「っ！マリア！！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

六兄弟、ﾒﾋﾞｳｽ「……」

母「…私たちは親友を失って、この子は…家族も生まれた星も全て失ってしまった…だから、もうこの子にはそんな辛い思いをさせたくないの…まだ、こんなに小さいんですもの…だから、この子を兄弟として愛してあげて」

ｿﾞﾌｨｰ「…あの二人には返しきれないほど沢山のことを教えてもらいました。その二人の子どもとあらば、私はいくらでも愛します！」

六兄弟「俺も/私も」

ﾒﾋﾞｳｽ「ぼ、僕も！」

ウルトラの父と母の話を聞いて全て理解した私たちは新しい兄弟を歓迎した

『あぅ〜』

ｴｰｽ「それにしても、あの二人に子どもができていたなんてなぁ」

ｿﾞﾌｨｰ「目の形はマリアさん似かぁ〜」

ｾﾌﾞﾝ「確か、マリアさんはシルバー族とレッド族のハーフでジンさんはシルバー族とブルー族のハーフだったよな」

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