忍たまに入学?!1 ページ5
それから三年の月日は経ち、私は10歳になった
それと同時に学園長先生は私に言った
学園長「雫、お前には忍者の才能がある。よって、今年から忍術学園に入学するように!」
雫『…ぇえ!!?そ、そんな急に言われても困りますよぉ!;』
学園長「わしが決めたことじゃ!お前さんがなんと言おうと入学してもらうからな!」
また学園長先生の突然の思いつきなのかなぁ…;
雫『うぅ…私、くの一の子たちと仲良くできるか心配です…;』
学園長「あぁ、その事なんじゃが…雫には忍たまの方に入学してもらう」
雫『え?…つまり、私はくの一のではなく忍たまの方に入ると言うことですか…?』
学園長「そうじゃ。色々と事情があってのぉ…」
雫『事情とは…』
学園長「その事情というのは……くの一の入学希望者が一人もいなかったからじゃー!!」
雫『……』
ズコーッ!
雫『たったそれだけの理由ですか!?;』
学園長「だったそれだけとはなんじゃ!それだけとは!一大事じゃぞ!」
雫『え〜?そんなに一大事なんですかぁ?;』
学園長「当たり前じゃ!雫はくの一に入る方がいいとわしも思っておったんじゃ…でもくの一の入学希望者が雫しかおらん以上、一人のために空けられる教室は流石にない…」
雫『だからくの一の代わりに忍たまに入れと…;』
学園長「あぁ、その通りじゃ」
雫『そんなに心配する事ですかねぇ…?私も忍たまの先輩方とよくお話しますが、とても優しくしてくださるので問題はないかと…』
学園長「何を甘ったるいことを言っておるんじゃ雫。お前さんのそういう所はまだまだじゃな」
雫『と、おっしゃいますと?』
学園長「良いか?いくら優しいからと言っても相手は男!男はみな獣なんじゃ!こんな可愛らしい雫を忍たまの中にポンと入れてしもうたら…」
雫『獣とは…?まぁ、大丈夫ですよ!私、普通の女の子よりも強いですし!忍たまの人達について行けるように頑張りますから!』
そう言う私に学園長先生は根負けした
学園長「雫がそこまで言うなら…忍たまに入学決定じゃ!」
雫『やったー!…って、なんで私が頼み込んで忍たまの方に入学させてもらったみたいになってるんですか!!;』
でも正直、忍たまの方に入れてめちゃくちゃ嬉しかった
忍たまの先輩方を見てもそうだけど、私は雑渡さんと会った時に少し鍛練の相手をしてもらっていた
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黒糖さまでーす - スイちゃんのご友人のご友人さん、ずんだ餅さんの意見と同じですわかります尊い (2023年3月12日 1時) (レス) @page21 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - スイちゃんのご友人のご友人さん、その気持ちよくわかります?(´・ω・`)可愛いですもんね。所でてぇてぇ?って何ですか???コメ返お持ちしております (2023年2月22日 1時) (レス) @page42 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 伊作〔留三郎いつもすまない〕留三郎〔気にするな、同室じゃないか!〕のやり取りが可愛いすぎて消滅しそう(^^ω)てぇてぇ (2023年1月29日 20時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!留三郎とのお話を書いて欲しいです!更新、楽しみにしています!! (2022年1月12日 23時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き楽しみにしてますね (2022年1月9日 12時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご x他2人 | 作成日時:2021年4月24日 19時