不運な僕と優しい君 の段【伊作side】(リク) ページ35
かなさんからリクエスト頂きました。ありがとうございます!
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やぁ、僕は六年は組の善法寺伊作
今日は保健委員会で使う薬草を集めに来ているんだ
本当はもう集めて乾燥させていたんだけど…
不運のせいで風で乾燥させていた薬草が全て飛ばされてしまったんだ…;
それで、委員長として僕が責任をもって薬草を集めに行く途中で会ったのが…
伊作「ごめんね、手伝ってもらって;」
雫『大丈夫大丈夫!散歩してただけだからちょうど良かったよ!』
雫だった
彼女はいつも優しい
だからみんなからとても慕われているんだ
雫『そういえば、今日は留三郎は着いてきてないんだね。いつもなら俺も一緒に行く!って言ってるからいるもんだと思ってたけど』
伊作「あぁ、留三郎なら、今日は用事があるって言って出かけて行ったよ」
雫『へぇ〜、留三郎が用事ねぇ、珍しい』
伊作「留三郎にもそういう日はあるよ」
雫『それもそうだね』
なんて話をしていると…
ピタッ
と、雫が急に止まった
伊作「雫、どうしたの?」
雫『伊作、ストップ』ギュ
伊作「え?」
僕が前へ一歩進もうとしたら雫に腕を掴まれた
雫『ここ…多分あるな』
と言って、雫は少し大きめの石を少し先の地面に投げる
すると
ズサァッ!
雫『やっぱり、落とし穴』
と、僕たちの目の前に落とし穴が現れた
伊作「雫すごいよ!おかげで落とし穴に落ちずに済んだよ!;」
雫『これは喜八郎のトシちゃん16号だね』
伊作「と、トシちゃん;」
名前まで覚えてるなんてやっぱり雫はすごいなぁ;
雫『よし、これで大丈夫!先に進もう!』
伊作「うん!」
そうして、薬草のあるところまで辿り着いたんだけど…
伊作「な、無い!薬草がひとつも無い!?;」
雫『……;』
これも不運のせいか…
せっかく裏裏山まで取りに来たのに…
伊作「ごめんよ雫…せっかく手伝いに来てくれたのに…」
雫『ううん!気にしないで!;』
雫はそう言ってくれているけど…
本当に申し訳ないよ…
それに…
伊作「薬草どうしよう…」
雫『…伊作、その薬草ってどんなの?』
伊作「えっと、青い花がたくさん咲いている綺麗なやつなんだ」
雫『…青い花が、たくさん…』
僕が薬草の特徴を言うと雫はなにか考えているみたいだった
伊作「雫?」
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黒糖さまでーす - スイちゃんのご友人のご友人さん、ずんだ餅さんの意見と同じですわかります尊い (2023年3月12日 1時) (レス) @page21 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - スイちゃんのご友人のご友人さん、その気持ちよくわかります?(´・ω・`)可愛いですもんね。所でてぇてぇ?って何ですか???コメ返お持ちしております (2023年2月22日 1時) (レス) @page42 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 伊作〔留三郎いつもすまない〕留三郎〔気にするな、同室じゃないか!〕のやり取りが可愛いすぎて消滅しそう(^^ω)てぇてぇ (2023年1月29日 20時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!留三郎とのお話を書いて欲しいです!更新、楽しみにしています!! (2022年1月12日 23時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き楽しみにしてますね (2022年1月9日 12時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご x他2人 | 作成日時:2021年4月24日 19時