私の平和な一日? の段6 ページ24
〜放課後〜
今日は体育委員会に行く前に寄らないといけない所があった
それは、作法委員会の仙蔵のところ
何故かと言うと、食堂で会った時仙蔵に化粧の練習として女性が必要との事で私が頼まれていた
雫『仙蔵〜!来たよ!』
仙蔵「雫、よく来てくれた」
喜八郎「おやまぁ、雫先輩じゃないですか〜」
雫『喜八郎!また穴掘りしてきたの?汚れてるし…穴掘りは順調?;』
喜八郎「そこそこですかね、僕の穴掘りに興味があるなんて雫先輩くらいですよ」
と、変人扱いされてしまった…;
雫『喜八郎、この前トシちゃん26号作ってたからまた誰か…特に伊作とかが落ちそうだなぁってね』
私がその事を言うと、喜八郎の目が変わった
喜八郎「雫先輩トシちゃんの場所と名前覚えてるんですか!?」キラキラ
雫『え?まぁ、落ちたくはないからねぇ…一応全部の場所は覚えてるよ。トシちゃん15号と23号は他より10cm深いから、喜八郎機嫌良かったんだろうなぁ…とか;』
喜八郎「さすがですね!やっぱり雫先輩は僕のことよく分かってる!今度一緒に穴掘りしましょう!」キラキラ
雫『え?あ、うん、ありがとう?;』
なんだかよく分からないことに誘われてしまった…
仙蔵「…そろそろいいか?;」
雫『あ、ごめんごめん;』
そして仙蔵の存在を忘れてた…;
仙蔵「今回は雫の顔に化粧をさせてもらいたい」
雫『それは構わないけど…私でいいの?』
仙蔵「雫だからいいんだ」
雫『え?』
どういうこと?
仙蔵「雫は一切化粧をしないだろ?元がいいから化粧をしない女性に化粧をすることでどれほどのものになるのか気になってな」
雫『な、なるほど…だから私ってわけね…納得だわ;』
確かに私は化粧なんてものは一切やらない
…というか、するのがちょっと怖い
昔を思い出しそうだから…
でも、仙蔵の言う通り…ちょっと気になる気もしなくもない…
ということで、仙蔵によるお化粧が始まった
仙蔵「さぁ、目をつぶって始めるぞ」
雫『ん…』
それからどのくらいの時間が経っただろう
私は眠くなりながらも必死に意識を保っていた
仙蔵「よし、できたぞ」
そう言われて目を開けると…
びっくりするほど綺麗に化粧された私が鏡に映っていた
雫『え!?化粧って、こんなにすごいものだったっけ…;』
仙蔵「雫は元がいいからとても美しくできた」
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黒糖さまでーす - スイちゃんのご友人のご友人さん、ずんだ餅さんの意見と同じですわかります尊い (2023年3月12日 1時) (レス) @page21 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - スイちゃんのご友人のご友人さん、その気持ちよくわかります?(´・ω・`)可愛いですもんね。所でてぇてぇ?って何ですか???コメ返お持ちしております (2023年2月22日 1時) (レス) @page42 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 伊作〔留三郎いつもすまない〕留三郎〔気にするな、同室じゃないか!〕のやり取りが可愛いすぎて消滅しそう(^^ω)てぇてぇ (2023年1月29日 20時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!留三郎とのお話を書いて欲しいです!更新、楽しみにしています!! (2022年1月12日 23時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き楽しみにしてますね (2022年1月9日 12時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご x他2人 | 作成日時:2021年4月24日 19時