初めての仲間 の段 ページ12
それから私はどのくらい寝ていたのか
起きた時には外は真っ暗だった
肌に布の感触がして体を見ると、どうやら私は手当てをされて布団に寝かされているようだ…
周りを見るに、ここは医務室みたいだ…
お腹は空いたけど…もう真夜中みたいだからとりあえずもう一度寝て次に起きたら何か食べよう…
そうして私は二度寝することにした
「__!___!!」
「_ぞ___しろ!」
「___どん!__」
なんだか…騒がしい…?
雫『…ん』
「あ!起きたぞ!!」
「お前らがうるさくするからだ!」
「なんだと!お前だってうるさくしていただろ!」
「なにを!!」
「やるか!!」
「もぉ〜!やめなよ二人とも!;」
「危ないよ?;」
「やれやれだな…」
雫『……;』
これは…一体どういう状況だ…?
起きたら一年生の子たちが私を囲んでなんか色々言ってるけど…全然頭が追いつかない…
小平太「雫!大丈夫か!?」
雫『あ、小平太…これ、どういうこと…?;』
小平太「雫のことが心配で一年生みんなで見舞いに来たんだ!」
雫『お見舞い?なんで?』
小平太「え?だって、雫三日も眠ったままだったんだぞ?」
雫『え?三日…?』
小平太に詳しく話を聞くと、私は先生に抱えられたまま眠ったあと急に体調がわるくなって寝込んでしまっていたらしい…;
全然知らなかった…
雫『そうだったんだ…でも、なんでみんなでお見舞いに?』
小平太「それは、雫がいつ目が覚めても寂しくないようにと思ってな!」ニッ
雫『!』
小平太「あと!こいつらも雫と友達になりたいんだって!」
雫『え?』
小平太が指さす方を見ると私の横に三人、そしてその反対側で喧嘩をしている二人の一年生がいた
私はよく見るために体を起こそうとした時、全身に痛みが走った…
雫『痛ったッ…!』
小平太「雫!」
すると、咄嗟に小平太が私の体を支えてくれた
全「!」
雫『だ、大丈夫大丈夫…;』
本当は結構痛いけど…
なんて思っていたら…
?「あ、安静にしてないとダメだよ!;」
と、一人の男の子が私に言った
雫『えーっと…?』
伊作「あ、僕は善法寺伊作だよ。よろしくね」ニコ
優しそうな子だなぁ
雫『うん!よろしくね伊作くん』ニコ
?「えっと…中在家長次だよよろしくね」
雫『うん!よろしくね長次くん』ニコ
長次「!よろしく」ニコ
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黒糖さまでーす - スイちゃんのご友人のご友人さん、ずんだ餅さんの意見と同じですわかります尊い (2023年3月12日 1時) (レス) @page21 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - スイちゃんのご友人のご友人さん、その気持ちよくわかります?(´・ω・`)可愛いですもんね。所でてぇてぇ?って何ですか???コメ返お持ちしております (2023年2月22日 1時) (レス) @page42 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 伊作〔留三郎いつもすまない〕留三郎〔気にするな、同室じゃないか!〕のやり取りが可愛いすぎて消滅しそう(^^ω)てぇてぇ (2023年1月29日 20時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!留三郎とのお話を書いて欲しいです!更新、楽しみにしています!! (2022年1月12日 23時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き楽しみにしてますね (2022年1月9日 12時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご x他2人 | 作成日時:2021年4月24日 19時