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98……委員長side ページ14

Aちゃんがぶっ倒れて救急車に運ばれたあの日もしもの時のためといってキヨ君と連絡先を交換した

ちょくちょくAちゃんの安否確認なのどが続いていたら、突然昨日LINEに

今日からAちゃんが学校に来るよって報告を言い渡された。

私は自分の携帯の画面を見ながらどうしよっかって悩む。

ぶっ倒れたあの日からAちゃんとは会話をしていない。一方的に私が見舞いに行くことが多かっただけだ。

だから、いざとなったら、何話せばいいか分からない。

おはよう!今日の調子は、どう??とか??

いや、なんかチャラいな

おはようございます。お身体のご調子は如何でしょうか??

いやいやいやいやいやいやいやいや。なにそれ。硬すぎ……その後の会話とか思い浮かばんわ

ぅーと唸っていたら気付けば自分の教室の目の前


ゴクリと唾を飲み込み扉に手をかけるが、上手く力がでてこなく、いつも軽いはずのドアが鉄のように重たいと感じ始める

大丈夫。Aちゃんは、受け止めてくれる。大丈夫。きっと大丈夫。大丈夫

自己暗示しながらまたドアに手をかけた時

ガラッ

『あっ!!委員長!!おはよう!!!』

いきなりのご本人に驚き思考が停止する。

私の目を見て真っ直ぐ挨拶してくれた彼女は、ん?と?飛ばしながら私をみつめてくれていた。

少し慌てすぎてしどろもどろになりながらも

委「おっ、おはよ」

と頑張ってそう答えると

まるで太陽のかのようににかって笑ったAちゃんが

『ほらほら!!ギリギリガールしてると先生に怒られるよ!』

グイッと私の腕を引いて

『HRはじまるぞぉーい!www』

といって笑ってくれた。

トクン……

なんだろうこの気持ち。

まるで、すっぽりなくなった心の中にぬくぬくと暑いものが込み上げてくる。

なんだろ。わかんないけど、何だか暖かい

頬が緩んだ

ガラッと勢いで開いた扉に目を向けると

フ「やっべ!まじのギリギリだった」

ヒ「ひぇー。僕走、、ったら 死んじゃ 、うのに、〜ゼ、ェーゼェ」


『あー!フジとヒラいまさらきてんのー?笑う〜ww』


とかいって、他の子と話しながら私の手を握ってくれていた。

触れる温もり…ってこんなに暖かいんだ


『え?なに笑ってるん??なになに?』

委「うぅん。なんでもない!」

君がくれた笑顔と温もり

今の私がここにいれること、

委「Aちゃん。ありがとう」

『えへへ。なにがだよー笑』

君に会えて親友になれたこと

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ゆゆ(プロフ) - お久しぶりです(;;)続きに飛んできました! (2018年11月5日 9時) (レス) id: a0ba401ecf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結愛2号 | 作成日時:2018年9月6日 9時

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