154話 「自由研究(3)」 ページ4
嫌がってる業を見て片岡は声をあげる。
片岡「挑発・戦闘のカルマと、安心・暗殺の渚か。
宇宙ステーションのハイジャックには良い人選かも！」
片岡の意見を聞いた磯貝は笑顔で頷く。
磯貝「うん！俺らは金稼いで自力で乗るよ！」
前向きな一同だが、その張本人の業は嫌そうな顔のまま。
そんな業に寺坂が発破をかける。
寺坂「てめぇら二人があんだけガチで戦ったから俺らもひとつに纏まったんだろうが！
責任持って先頭切れや」
渚「カルマ、行ってみようよ！卒業旅行。
友達と宇宙に行けたら最高だな！」
渚の笑顔の説得に、業はついに折れた。
それが勝負の条件でもあった。
業「はいはい、言うこと聞く約束だしね」
殺せんせー「うん！決まりですね！」
お手上げのポーズを見せる業を見たA。
渚と業の二人が行くことになった。
そうと決まれば作戦通り。
翌日に決行することになった。
Aは自分の家に帰宅すると、ただいまと声をかける。
A「ただいま」
母「おかえり、A」
ぎこちの無い挨拶。
それ以上話せないと思ったAは階段を登ろうとしたその時だった。
母「A、明日、時間ある？」
A「……明日？」
明日は作戦決行の日。
A「ごめんなさい、明日はちょっと……学校の居残りが……」
母「そう。
もし時間作れそうな日があれば、教えてね」
A「はい、分かりました」
Aは母を見ないで自室に籠った。
作戦決行は明日。打ち上げたことの無い友人ロケット打ち上げ。
最愛の人が乗る。
不安じゃないわけが、ない。
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お - えまって？！最高すぎません？！この物語は主人公である夢主ちゃんが書いた本当のお話…ってコト？！ (12月19日 1時) (
レス) @page50 id: 0af6726044 (このIDを非表示/違反報告)
本好き(プロフ) - 暗殺教室に再熱し、勢いで2日で読みきってしまいました。あたたかい、素敵な物語をありがとうございました。少しでもこの物語が多くの人の心に届きますように。 (12月2日 19時) (レス) id: 860fd688d9 (このIDを非表示/違反報告)
霞 - 思って今よりもずっとこの作品に引き込まれました。主人公の過去はかなり辛くて後半は大半泣いてしまいました。業くんとの関係性もとても良かったです。原作に沿うように書くのは大変だったかと思いますが、本当にとても良い作品でした！本屋で売れるぐらい良かったです (2023年1月17日 21時) (レス) @page50 id: a9816fab8f (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - この作品に出会えて本当に良かったです。主人公の過去は想像以上に辛いもので涙なしでは読めませんでした。そして業との関係がとても好きです。2人が、いや4人が末長く幸せに生きていけるように願います。本当にありがとうございました！ (2023年1月13日 1時) (レス) id: b9b005fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 本当凄い。無料で見るのが勿体無いくらいすごい。一冊の本を見てる気分でした！！！素敵な作品を作ってくださりありがとうございます (2023年1月8日 22時) (レス) @page50 id: 963d301a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩こんぶ | 作成日時：2022年12月17日 12時
