176話 「E組の戦い」 ページ26
山に入ると、指揮が業に変わる。
ここまでは手筈通り。
まずは見張りを倒すこと。
磯貝、前原、三村の班と、千葉、速水、原の班で見張りを倒した。
千葉【そっちの状況は？】
業「んー？今ぁ」
「ぎゃぁぁぁぁ！！辛い！染みる〜〜！！」
業「ごめんねぇ、みんなプロだからこうでもしないと悲鳴をあげてくれないでしょ〜？」
業はお得意のわさび＆からしを手に、班長であろう人物をいじめていた。
その横で渚は苦笑い。
A「だからなんであんたはそれを持ち歩くの」
業はAのツッコミを無視して辺りを見る。
業「悲鳴を餌にさらに増援を誘き寄せる。ここであと二、三人は始末したいね」
A「無視かい」
業「行けるよね、律？」
律「はい！」
業が律と辺りの状況を確認している横で、Aは動く気配を感じそちらに応戦する。
A「悪いけど、雑魚はお呼びじゃないんだわ」
「ぐっ！腕がぁ！！！！」
A「安心して？ただ肘と肩の関節を外しただけだから。
今度喋ったら膝の関節も外してあげる」
渚「何で女子中学生が大の大人で自衛隊の関節を外せるんだろう……」
業「あいつは放っといていいよ渚くん」
渚(もうヤダこの隊……)
烏間は麓の本部で、カメラの映像を見ながら生徒たちの個々の能力を分析していた。
ある程度進んだところで、業はAに指示を出す。
業「相手に強いのが二人居るな、一人行ける？」
A「うん」
業とAは初めてこの時分散した。
一人は業を中心に半分の生徒で。
もう一人はA一人で相手することになった。
「何でお前らは我々に任せようとしない。
担任が死ぬ瞬間を見届けたくないだろう」
A「あんたらにはわからない繋がりが私らにはあんだよ」
Aは一人でありとあらゆる場を使って相手をしていた。
正直一人は難しい。だが、人が居ない方がAは本領発揮ができる。
「それに、一人で俺に勝てると思うか」
A「一人だからあんたに勝てんだよ！」
Aは木に姿を消すと、自分の音を消す。
これは幼い時に得た戦法。
業はそれを知っているからこそ、一人で任せた。
A(殺せんせーから、戦い方は聞いている。
あのタコから人間離れした波動を習っててよかったわ)
姿を消したAを探している男の真上に降り立ったAは男の前で手を合わせる。
A「借りるよ、渚さん」
パァンと手を叩いた瞬間、相手の動きが止まった。
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お - えまって？！最高すぎません？！この物語は主人公である夢主ちゃんが書いた本当のお話…ってコト？！ (12月19日 1時) (
レス) @page50 id: 0af6726044 (このIDを非表示/違反報告)
本好き(プロフ) - 暗殺教室に再熱し、勢いで2日で読みきってしまいました。あたたかい、素敵な物語をありがとうございました。少しでもこの物語が多くの人の心に届きますように。 (12月2日 19時) (レス) id: 860fd688d9 (このIDを非表示/違反報告)
霞 - 思って今よりもずっとこの作品に引き込まれました。主人公の過去はかなり辛くて後半は大半泣いてしまいました。業くんとの関係性もとても良かったです。原作に沿うように書くのは大変だったかと思いますが、本当にとても良い作品でした！本屋で売れるぐらい良かったです (2023年1月17日 21時) (レス) @page50 id: a9816fab8f (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - この作品に出会えて本当に良かったです。主人公の過去は想像以上に辛いもので涙なしでは読めませんでした。そして業との関係がとても好きです。2人が、いや4人が末長く幸せに生きていけるように願います。本当にありがとうございました！ (2023年1月13日 1時) (レス) id: b9b005fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 本当凄い。無料で見るのが勿体無いくらいすごい。一冊の本を見てる気分でした！！！素敵な作品を作ってくださりありがとうございます (2023年1月8日 22時) (レス) @page50 id: 963d301a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩こんぶ | 作成日時：2022年12月17日 12時
